一週間ほど前。
はじめて音楽をダウンロードにて買いました。
買った曲はセンチミリメンタルの「キヅアト」。
現在放送しているノイタミナの「ギヴン」というアニメのOP曲です。
正直、このギヴンという作品自体はまったく聞いたことがなかったため、当初は期待していませんでしたが、アニメを見てみるとこれがなかなかの面白さ。
期待値が低かったからそう感じるのかもしれませんが、このまま最後まで見続けてみようと思える感じです。
と、そんなギヴンを見ていて印象に強く残ったのはOP曲。
これまでもノイタミナのアニメを見ていて、「あ、これいいな」と思う曲は多々ありました。
でもほとんどはYouTubeで聞いたりすれば満足というか。
「買う」という意識に至ることはなかったのですが、このキヅアトに関しては違いました。
とにかくなんだか気になってしょうがないのです。
すぐにセンチミリメンタルを検索し、キヅアトのCDが売られていないか確認。
すると、CDはなくiTunesやらレコチョクやらで音源が売られているようなのですが・・・。
自分はいまだに好きな音楽はCDで手元に置いておきたい人間で、今でもCDで買ったりします。
そのため、音楽をダウンロードして買ったことありません。
だから
「これダウンロードで買ってパソコンに入れて、その後でUSBに入れて車で聞けるのかなぁ」
なんて超初歩的なことで悩み、しばらくQ&Aとにらめっこ(笑。
そしてまぁ大丈夫そうだと思い、Amazonにてダウンロードで購入しました。
で、その後は無事に聞けてUSBにもコピー出来たので、当初の目的は達成したのですが・・・。
俺が今回驚かされたのは音源の値段。
このキヅアトは250円だったのですが、
「ずいぶんと安いなぁ」
とちょっとショックを受けたのです。
むろん、俺にとっては買いやすくて非常にありがたい値段です。
でも新曲で250円・・・。
この曲を作る労力を考えると、タダみたいな値段に思えるのです。
だってジュース2本程度で、この曲がずっと聞ける権利を得られるわけですから・・・。
学生時代にシングルCDを1,000円で買っていた人間としては、とんでもない安さに感じるのです。
と、そんなことがあり思ったのは、
「今の時代、音楽でメシを食っていくのはさぞかし大変なんだろうな」
ということ。
気軽に、すぐにこうやって家で居ながらにダウンロードで曲が買えるのは、昔に比べて間口は広がっているのかもしれません。
しかしたった250円。
安ければそれだけ売れる確率もあがるのかもしれませんが・・・。
曲を作る苦労を考えると、かなりの数が売れないと報われない気がしてなりません。
だからもうちょっと曲の値段を上げてもいいような気もするのですが・・・。
1度こういう値段に慣れてしまうと、それも難しいですよね・・・・・・。
気に入られる曲を作るだけでもとんでもなく大変なことなのに、それが出来ても暮らしていけるほどの収入を簡単に得られるほど甘くない。
音楽を生業にしていきていくというのは、想像を絶するものがあると感じました。
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