先日書いた記事「事細かに説明しておかないとダメな子たち」にて、こんなコメントを頂きました。
若いスタッフを雇うのは大変だと美容師さんも言っていました。私達の若い時代は、先輩から怒られて「お前、もう帰っていいよ!」と怒鳴られたら、泣いて謝り「申し訳ございませんでした、頑張りますのでどうかよろしくお願いします!」という感じだったのが、今の若い子に帰っていいなんて言ったら、何も言わずにサーッと帰ってしまい、翌日は何事もなかった様に「おはようございまーす」と出勤して来る、と呆れていました(^_^;)(*一部抜粋)
これを読んで、昔は正にそんな感じだったなぁ・・・と考えさせられました。
ほんとうに昔は「やる気がねえなら帰れ!」とか言われた後に、必死に謝って教えてもらうというのがお決まりのワンセットになっていたような気がします。
こういう世界観が当たり前というか。
でも、今は「お前、もう帰っていいよ!」と言われたら本当に帰ってしまうという・・・。
ある意味、素直といえば素直と言えるのかもしれませんね(笑。
しかし、そういう今の子たちをみると、自分ですら何だか物足りないものを感じたりします。
だから仕事を教えたりする際も、敢えてもうちょっと厳しく言うべきなんじゃないかと思ったりも。
でも、昔の感覚で厳しく言ってしまうと、学校や親からあまり怒られてこなかった子たちには受け入れられないのでしょうね。
そのため自分のバイト先の店長も、仕事が出来ていなくても決して厳しく注意しないのだと思います。
自分もそれなりに怒られてきた世代だと思ってはいますが、これも昔の人からみたら相当ゆるいのでしょうしね。
で、なんだかんだいっても、自分も厳しく言われすぎたら「あ、じゃあいいです、辞めます」となるタイプです。
もしも今の職場で社長から「お前この歳でも何にも出来ねーな!」とか言われていたら、今ごろ辞めていたかと。
それを思うと、やはり口うるさくいうのは得策ではないと考えてしまうわけです。
というか、自分は若い子たちに注意出来る立場ではないですが(笑。
ま、今は昔のような熱血が通じる時代ではなくなったのでしょうね。
もの足りなさを感じるのは、おっさんの勝手なエゴというやつでしかないのかもしれないと思うと同時に、時代と共に人との接し方も変わっていくということなのだと感じました。
昔と違ってこういうことをやったら大問題になる時代ですもんね・・・。
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