きのう、録画していた「めちゃ×2イケてるッ!」の最終回を見ましたが、このしりとり侍の場面での岡村さんの発言を聞いた瞬間、なんかその奥に秘められている強いメッセージのようなものを感じました。
「このコーナーがなくなったことで、世の中からいじめがなくなったんでござるから。一切いじめがなくなったんでござるぞ」
というこの言葉に。
確かに皮肉と言えば皮肉なのかもしれません。
でも、自分はそれよりももっと深いというか・・・。
ちょっと問題のありそうな企画をやればすぐに叩いてくる、一部の世間に対しての岡村さんのメッセージだったように思いました。
「なにもかもテレビのせいにしてんじゃねえよ!」みたいな。
長い間番組をやっていく中で、相当な鬱憤が溜まっていたのかもしれませんね・・・。
特にここ最近の「何かあれば叩く」といった世間の風潮には、ほとほと愛想が尽きていたのではないのでしょうか。
と、そんなことを感じながらみためちゃイケ最終回。
オープニングでは1996年のころのメンバーの映像が登場しましたが、まぁみんな若いこと若いこと(笑。
この当時は結婚してなかったメンバーがほとんどでしたが、22年経った今は・・・、多くの人間が結婚し、子供もいる。
そんな現実を見て、自分もこの当時にめちゃイケの話で盛り上がった友人のことを思い出しました。
一時期はめちゃイケが放送された後は、「あれ、面白かったよな~」なんてよく話していましたが・・・。
今はその友人も結婚し、2人の子供が。
これを思うと22年という時の流れは、ひたすらに重いもののように感じました。
といっても、自分は1996年当時と変わらず、今も1人。
「歳を重ねただけ」のようなこの現実に少し胸に去来するものも正直あります。
ただ・・・、まぁこれも一つの人生であり、そういうものなのだと思います。
だからズッシリと凹むほど落ち込んでいません(笑。
まぁ、人の数だけ色々な生き方があるということで・・・。
と、そんなセンチメンタルな気持ちにさせてくれためちゃイケ最終回。
22年という想像を絶する長期間番組を続けてきたということを考えると、本当に凄いことですし、一つの歴史を作ったのは間違いありません。
もう見られないと思うと何とも残念な気持ちにもなりますが・・・これも時代の流れのようなものなのでしょう。
これまで笑いを提供しつづけてくれたメンバーに感謝します。
[3回]
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