きのうもバス事故に関する記事を書きましたが、きょうは別な視点で。
というのも、この悲惨な事故が起きた後、バス会社のずさんすぎる運営方針などをみて真っ先に思ったのは、
「こういう会社が存在する意義ってなんだろう・・・」
ということでした。
生きていくために仕事をしなければならないことは承知しています。
でも、今回バス会社は法で決まっている27万円の仕事を諸事情により19万円で受けざるを得なかったわけです。
で、法で決まっている料金より少なくしかもらえないのであれば、当然そのしわ寄せは人員の部分や管理体制に関するところに行きます。
その結果、今回こんな目を覆いたくなるような悲惨な事故が起きてしまう・・・。
この流れをみると、無理やり仕事をせずに何もしないほうが、世の為人の為のような気がしてならないのです。
と、これはまぁ極論ですね、すいません。
ただ、もしもの話ですが、今の自分が就職出来るような会社というのは、それこそこういうバス会社しかないと思います。
で、就職して会社の運営方針がヤバイことにはすぐ気づくと思うのですが(笑)、それを変える力は絶対にないのが何とも悲しいところで・・・。
というのも、こういう会社で働いている上の人間というのは、会社をよくするために進言したところで、
「ここではこうやるって決まっているんだ!」
「法律?そんなのイチイチ守っていたら会社がなりたたねえだろうが!」
と、逆ギレされるのがお約束。
だから自分の身を守るとすれば、その会社から去るしかないと思います。
今回のバス会社も、「法律で定められた運転手の健康状態をみる点呼を社長自ら行う予定だったものの、遅刻し、点呼をしていなかったことを明らかにした」とのことですが、これを聞くと、如何に真剣に仕事をしていなかったことは明白で、こんな大事故が起きても当然という感じしかしません。
とどのつまり、自分が言いたいことは「仕事をするなら責任をもって」ということでしょうか。
自分の能力の範囲内でやれる仕事を選び、全力をつくす。
今回のバス会社で言えば、そもそもこんな格安料金で仕事を受けること自体が間違い。
仕事をするならちゃんとプロとして、最低でも法で決まった料金を受けとるべきです。
ちゃんと正規の料金で請け負ってこそ、その料金に見合うだけの仕事をするという気分にもなると思いますしね。
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