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道徳心のカケラも見えない

ひどすぎる事件で言葉を失います。

血の繋がった子どもを死ぬまで殴るって・・・。

しかもわずか生後４カ月の赤ちゃんですよ。

殺害した日、父親は抵抗できない赤ん坊を頭蓋骨や肋骨を骨折するまで６時間も暴行していたとのこと。

こういう人間がなんで親になってしまうのでしょうかね。

「お前も骨が折れるまでなぐられてみろ！」

と思わざるを得ません。

どんな理由があれ許せませんね。

なぜ５０年もの間ばれなかったのか不思議でしたが、朝のワイドショーでそのカラクリを解説していました。

要は市役所には死亡届を出し、年金機構にはその連絡をしなかったというえらく簡単なものでした。
（＊今は住基ネットがあり市役所から年金機構へ連絡がいくシステムですが、今回のケースのご両親は住基ネットに登録されていなかったため、ずっと分からなかったとのこと）

今回、この一件が発覚した大きな原因は、両親が生きていたら１１２歳と１１０歳になっているということを不審に思った年金機構の人間が市役所に連絡して死亡がわかったということですが・・・

気が付くのがあまりにも遅すぎません？

個人的には１００歳を超えたあたりで気づかないとまずいと思います（笑。

年金機構の方も膨大な数の案件を処理しなければならないこともあり大変なのでしょうが、こんなことを見逃しているようではずいぶんとゆるゆるなチェック体制に見えてしまいます。

やはり１００歳を超えたら、一度は直接確認しに行くなどしてもいいのではないのでしょうか。

というか、ワイドショーで言っていたのですが、これもし、容疑者が両親の年齢９７～９８歳のときに受給を辞めていれば今ごろは完全犯罪も成立していた可能性が非常に高いです。

そこまでなら誰も疑問に思わないだろうし、あとは今までに蓄えたお金でラクに暮らしていけたでしょうしね。

今回は容疑者が強欲すぎたからたまたま捕まっただけ。

今まで疑われることなくもらい続けられたので、感覚がすっかりマヒしていたのでしょうね。

１１２歳と１１０歳でも大丈夫だと（笑。

過ぎたる欲は身を滅ぼしますね。

これらの二つのニュース。

事件の質は全く違いますが、人間の醜さや愚かさで出ていて非常に悲しくなります。

世の中には常識では測りきれないいろいろな人間がいるものですね・・・。

[7回]