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無職のときめきメモリアル

 

 

きのうの朝6時ごろ。

久しぶりにすき家に行きました。

牛丼の特盛と豚汁を持ち帰るために。

 

 

店内に入るとすでに3人ほどのお客さんが。

自分は持ち帰りコーナーに進み注文すると、女性の店員さんが、

「3分ほどお待ちいただいてよろしいでしょうか?」

と言ってきたので、先に会計を済ませ待つことに。

 

 

突っ立って待っている間、店内にいた3人のお客さんが次々と食事を終え会計を済まして出て行き、いつの間にか店内には自分と店員さんだけの状態。

でも、別に珍しいことでもないし、そのままボーっと店内に貼られているポスターなどを見ていると自分の牛丼が出来上がり、店員さんが運んできました。

レジに置かれている紅ショウガやハシに手を伸ばし、帰る準備をする自分。

そしていつもどおり、後は受け取るだけだと思っていたら、店員さんがこんなことを話しかけてきました。

「この牛丼、たったいま出来上がったばかりなんですよぉ」

「この状態の牛丼てすごい肉々しくて、私大好きなんです!」

なんだか妙に高いテンションで話しかけてくる20歳ぐらいの女性の店員さん。

話かけられると思っていなかった上、久々に親類以外の女性と接した自分はここでたやすくテンパり、なんと返せばいいか分からない状態に。

 

 

ちなみにこの女性店員さんとは初対面。

常連とかなら話しかけられるのも分かりますが、なぜこんな自分に・・・。

一瞬、「誰かが俺を陥れようとしているんじゃないか!?」という錯覚に陥りました。(笑。

 

 

と、疑心暗鬼になりながらも、「おいしい」ということをアピールしてくれていることに気づいたので、とりあえず「ありがとうございます」とお礼をいいました。

でも、その後は何と反応していいか分からず、言葉が出てきません。

普段、女性と話してないと、こういうときって会話をうまく繋げられないもので・・・。

これも無職生活の弊害ですね(笑。

 

 

そんな感じで微妙な空気が流れつつも、その後はテキパキと牛丼と豚汁を袋に詰め、自分に渡してくれた店員さん。

軽く会釈をして受け取り、店を後にしました。

そして家に帰り、出来立ての牛丼を食べると、確かにいつもよりにくにくしていてジューシー。

おいしくてあっという間に食べ終わって一息つくと、こんなことが頭をよぎりました。

「もしかしてあのシチュエーションは神様がくれた恋のチャンスだったんじゃないか・・・」と。

だから次に行って話しかけられたときは告白して来ようと思います(笑。



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