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きのう、ネット上で斉藤佑樹投手と田中将大投手を比較している記事をみました。
世間では数年前から「どこで差がついた」などとよく言われていましたね。
で、ここに来て更に田中投手がヤンキースに移籍して活躍しているため、結果を残せていない斉藤投手を引き合いにして叩く内容だったのですが、それを読むと、自分の中に胸の奥底からこみ上げてくる感情がありました。
自分も数年前は「慢心、環境の違い」という記事をみて、斉藤投手を可哀想に思ったこともあります。
友人と「なんであんなにダメになっちゃったのかね~」なんて話したりしていました。
でも、よくよく考えてみれば、これはとんでもない話。
だって人間、誰もが同じことを出来るわけではないですから。
上記のような記事を読んでいると、こんな当たり前のことすら忘れて、人が人を見下しているように感じます。
同じ野球をやるにしても、アマチュアで終わる人とプロになれる人に別れるものなのに。
そう考えれば、昔はライバル関係だったとはいえ、それぞれの道を歩んで当然なのです。
でも、世間は「差がついた」とあざわらう。
そりゃ、こんな風潮なら「うつ病」になる人も増えて当たり前ですよねぇ・・・。
自分と同じような人が達成したことと同じことが出来なければ「無能」呼ばわりされる世界。
そりゃそれぞれに上を目指すのは大事なことですが、「出来ないものは出来ない」で諦めることも、人生では必要だと思います。
そもそも比較している方々に言いたいのは、凄いのは田中投手であって、あなたたちではないです(笑。
ま、こんなことを書きつつも、自分も今まで似たような比較をしたり、誰かをバカにしたりした記事をかいていると思います。
こういう話は話のタネにしやすいので。
生きてきた中で無意識に毒されているのでしょう。
しかし、それではやはりダメで。
人間一人一人、出来ることは違うということを認め、その中で最大限出来ることをする。
他人が簡単に出来ていることが自分に出来ないからといって、必要以上に嘆かない。
競争社会では忘れられがちなことですが、ほんと「他人と自分を比べない」というのは生きていく上で重要なスキルです。
自分のように恥知らずすぎるのはアレですけどね(笑。
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