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高校時代、好きだったあの娘と街で偶然、会った。
会話もはずみ、明日、ボクの家に来ることになった。
そして翌日。
約束の時間は9時。
しかし、彼女は来ない。
なにかあったのかと心配になったが待ち続けていると、11時になってようやく来た。
・・・自分の子ども二人を連れて。
そんなことを想像もしていなかったボクは部屋の隅でふて腐れていると、親が来て彼女の話し相手をしていた。
でも、頑なに態度を変えないボクに愛想を尽かして彼女は帰っていった。
帰ったあとに、ボクは自分の心の狭さが嫌になり泣いた。
上記の内容は今日みた夢です(笑。
なんというか・・・悲しすぎる夢なのですが、潜在意識があらわれていて私的に面白かったので書いてみました。
ちなみに高校時代、その娘には好意を抱いていても告白はせず、ただのバイトの同僚という感じで終わりました。
向こうは今頃、自分のことなんてまったく覚えていないと思います。
年齢は自分の一つ下なので、現在は30代半ば。
可愛い子だったので誰かと結婚して、子どもを産んで幸せに暮らしているのは間違いないでしょう。
だから夢の中でもお互いの年齢を考えれば、子どもがいて連れてくるのは当然のことですが、その事実を受け止められない自分の姿に、社会での力の無さというか、器量の小ささがよくでていると思います。
そしてバカ息子の代わりに話し相手になる親は、自分が親に対してもっている負い目を表現しています。
息子が対応できない部分を親に尻拭いしてもらっているという・・・
「もっとまともな息子なら今ごろは働いて家族もいて・・・」
自分のような男でも、やはりこういう考えはたまに浮かんできます。
この感情は結婚しない限りは、ずっと抱き続けてその想いは強くなっていくのでしょうね。
今の自分がもし、あの娘とどこかで再会したらどうなるか・・・・・・
万が一にも向こうが覚えていたら、少しは会話をしてくれるかもしれませんが、きっと自分はそうなる前に、気づいた時点で顔を伏せて逃げるしかできないでしょう。
それが自分の「現実」。
夢をみて現実を思い知らされる。
現実で楽ばかりをしているニートには当然の報いだと実感しております。
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