んで・・・。
一通り説明を終えた後、いつも「どれぐらいで仕事が終わるのか」聞いてみました。
すると、ワカテ君は作業量多めなときも、「1時間ぐらい前に全作業が終わる」のだそうで・・・。
定時に出勤して1時間前に全作業が終了するワカテ君。
40分早出して、うまくいけば30分程度の余裕が出来る俺。
これを聞いて、「俺は圧倒的に作業スピードが遅い」ということを知りました。
最初にMさんや社長に教わりながらやっていたときは、2人とも働き始めたばかりの俺にスピードなんてまったく求めてこなかったということや、これまで基本1人勤務ゆえ、その現実を知らないままにやってきていたというわけです。
そして、この日。
説明に時間を費やす分だけ、少し作業を手伝おうと思って行ったのですが・・・。
実際にはそんな必要はまったくありませんでした。
この日も「余裕で作業が終わるから大丈夫です」と。
ただ、翌日は自分が勤務でついでにちょろっと作業をやっておいた方が楽なため、ある作業をやっておくことにしました。
で、その作業中、横でワカテくんが作業している様子をチラッと見たのですが・・・。
そのスピードに驚きました。
俺の3倍は速いのです。
俺がやると10分かかることが、ワカテ君なら3分で完了。
毎回1時間ぐらいの余裕が出来ることにも納得出来ました。
またこの日に気付かされたのは、自分の作業の無駄さ加減。
ワカテ君は俺と比べ、まとめてパパッと作業をやっている感じなのです。
そして彼がある作業をやっている様子をみて、後で、
「あっ、こうした方が楽だったんだ」
と、彼よりバイトを1年半ほど多く働いている俺が気付かされました(苦笑。
自分のバカさ加減を再確認し、何ともプライドがズタズタに。
なんというか、「若い奴らにはまだまだひけを取らんわい!」と言っている武闘派気取りのおっさんが、若者にボコボコされたような感じでした(笑。
と、そんなことがあり・・・。
これなら社員Aの俺に対する風当たりも強くなるのも仕方ないのかなと。
ワカテ君を見ていれば、「kanimisoももっと出来んだろ」という風に考えると、俺でも思いましたし。
こうなると、社員Aの主張の方が正しいような気もしてきました。
だからますます己の無能ぶりを思い知り、「俺の方に原因があった」とかなり凹んだりしたのですが・・・。
しかし、よくよく考えれば、「ワカテ君の作業スピードが異常に速いだけ」と結論づけました。
世の中、誰もが同じスピードで作業できるわけではなく、優劣があるのは当然のこと。
一応俺も社長から要求されたことはこなせているから、2年半以上働けているわけですし。
というわけで、今後は自分なりに更なるスピードUPを目指してやっていこうと思いました。
20代のワカテ君には遠く及びませんが、40代のおっさんでも出来る範囲で頑張ろうと。
いつも1人でも黙々と作業しているだけに、良い刺激になりました。
もうちょっと自分を追い込んでみようと思います。
限界までとはいきませんが(笑。
[6回]
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