この前、スーパーで見かけたアメリカンチェリー。
280円ぐらいで売っていました。
これを見ると、自分には思い出す出来事が。
それは小学生時代、母が夜勤のため父と弟とファミレスに食事に行った時のこと。
食後のデザートに、父がアメリカンチェリーを2つ注文してくれたのです。
そのとき食べてみたアメリカンチェリーは、小さな器に入っていて380円。
テーブルの上に置かれていた卓上POPを見る限りでは相当おいしそうに見えましたが、実際は「う~ん」と言いたくなるような味。
甘くもなくうまくもないというか。
子ども心に、「これで380円もすんの!?」と、味に見合わない値段に愕然としたことを、30年経った今でも覚えています(笑。
で、このとき。
少量ゆえ、弟とあっという間に食べ終えたわけですが・・・。
父はそんな様子をみて、
「追加するか?」
と言ってきたのでたいそう驚きました。
「こんなボッタクリ値段なのに、もう一個頼むの?」と。
もちろん、すぐに「いい、いらない」といって断りましたが・・・。
これもいま思えば父なりの優しさだったし、こういうものを食べさせてくれていたことは幸せなことだったんだと、この歳になって気付かされたりしています。
父が亡くなった後は、どうしてもこういうことを時たま思い出してしまう日々。
小さなことでも、思い出というのはいつまでも消えないものだとしみじみ実感させられます。
[5回]
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