この前のこと。
蔵王町役場近辺の道路を走ると「アレ?」とおもう光景が。
気になって翌日の早朝、確認しに行ってみると・・・。
去年の6月にオープンしたスーパーASANOが閉店していました・・・・・・。
去年、こんな記事「居抜き物件の罠」というのを書いていただけに、いずれはこうなることも予想していましたが・・・。
10カ月での撤退に、やはり居抜き物件の罠は確実に存在すると確信しました。
潰れたスーパーの居抜きを利用してスーパーを経営するのは、かなり無謀だったようです・・・。
そもそもこのスーパーASANO蔵王店。
オープンしてから3度ほど買い物に行ったことがあるのですが、不思議だったのは前に閉店したスーパーとレイアウトなどがまったく一緒で代わり映えしていないということでした。
居抜きでそのまま使っていて、惣菜などが置かれているコーナーも前のスーパーと同じ。
つまり前に潰れたスーパーと同じことをやっているだけだったのです。
それから数ヵ月、店の前を通る度、駐車場に停まっている車が減っていくのを見ていたので「大丈夫なのかな・・・」とは思っていましたが・・・。
オープン時は駐車場が満車になるほどだったのに・・・
早朝、誰もいない駐車場から店内の様子を除くと、オープン時の賑わいを知っているだけに何ともやるせない気持ちになりました。
あれだけの商品を入れたり色々と準備したりするのに、「何千万円という莫大なお金がかかったんだろうな~」なんて考えると余計に。
でも、商売というのは残酷なもので、けっきょく人は便利な方を利用するだけのこと。
横にある巨大なスーパー、フレスコキクチよりも何か優れた点がなければ、このように閉店に追い込まれるのは必然なのでしょうね。
居抜きだから諸経費が安く済むなんて安易な考えではまた同じ悲劇を繰り返すだけなのだと、1つの場所でスーパーが2店舗潰れたのをみて思い知りました。
次はさすがにスーパーが入ることはないと思いますが・・・。
この土地にどんな施設や店が建てられるのか、今後も注視していく所存です。
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