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たすけるのは

人気のない飲食店の店主が、3人のマエストロ(飲食店の社長やオーナーたち)から店に対する意見をもらい、その後、繁盛店に修行に行く番組「たすけて マエストロ」を先日みました。

 

 

で、真っ先に思ったのは、

「これって『愛の貧乏脱出大作戦』のパクリじゃね?」

でした。

マエストロという要素が加わってはいますが、店の問題点を把握して、修行にいくなんていうのは、どう考えても「愛の貧乏脱出大作戦」そのままのような気がするのです。

 

 

しかし、今回訴えたいのはその部分ではありません。

自分が疑問におもったのは店主たちの修行期間のこと。

修行期間は3日なのですが、わずか3日で繁盛店の味を習得して地元に戻り再オープン→人気店になるっていうのは、ずいぶんと無理があるような気が。

 

 

今回、修行へ行ったのは2人。

二人とも専門店での修行なしに飲食店を始めたケースで、要は「家庭の味」「プロの味じゃない」とマエストロたちに批判され、修行にいったわけです。

もちろん、それぞれに強い決意があり真剣に修行に励んでいたのは分かります。

でも、たった3日で繁盛店の味を盗めるって、まずありえないと思うのですよね。

どんなに能力が高い人でも。

それなのに2人とも3日後の試験で合格。

なんというか、番組上、合格にせざるをえないような感じに見受けられました。

 

 

だって3日ですよ。

3日でそんなことが可能なら、繁盛店で修業している弟子たちの立場がないし、修行の意味も問われるような・・・。

 

 

むろん、繁盛店の店主から色々教えてもらうことは、一人で研究しながらやるのに比べれば天地だと思います。

成功しているノウハウを教えてもらえるのは非常に大きいですから。

しかし、くどいようですが3日ですよ。

これでやっていけるようになるなら、世の中の飲食店はあんなに潰れていないと思うのですよね(笑。

 

 

今回、修行した店主たちは3日で繁盛店と同レベルにはなっておらず、あくまでも合格ラインをクリアしたという表現でしたが、3日でそんなことが可能なら俺も飲食店をやりたい(笑。

3日なら根性なしの俺でも出来ると思うし・・・

 

 

世の中には天才もいて、大した経験もないのにあっという間に繁盛店を作り上げる人もいます。

でもほとんどの人は、長い下積みに耐えて一流の料理人になっていくのに、この番組ではほぼ素人が3日の修行で開眼したような感じに。

「そりゃ正直なめすぎだろう」と思う僕は心がひねくれているのですかね。

 

 

番組の出演者が

「この番組はレギュラー化する匂いがプンプンします」

なんて言っていましたが、自分は逆でこれは今回限りで終わりのような気もします。

だって企画が丸パクリの上、安易。

これでレギュラー化したら、またヤラセのオンパレードのなるのではないでしょうか。

 

 

飲食店を救う前に、自分たちの番組作りを見直した方がいいんじゃないだろうか。

そんなことを思った「たすけて マエストロ」でした。

 


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