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とりあえず死なない方向で

 
 
 
世間では楽しいGWだというのに、2~3日前にまた仙台で中学生が自殺したと聞き、何とも悲しい気持ちです。
自分のようなおっさんからすると、若さというのは羨ましいものだけに。
それにしてもなぜこれほど立て続けに・・・・・・。
 
 
こういう学生が自殺するニュースを聞く度、以前は「学校なんか行かなければいいのに」とよく考えていました。
もしくは「とにかく逃げればいいのに」と。
でもよくよく考えてみると、学生というのは趣味やバイトなどで他の世界との繋がりがなければ、それこそ学校が全てだったりもしますよね。
自分も今でこそ、そういう状況に追い込まれたらそれなりに逃げる手段は思いつきますが、今から20年以上前の自分がそうかといったら、逃げるなんてことは思い浮かばなかったと思います。
多くの同級生が学校に通っている中で、自分だけが行かなくなるというのは、今考えてもかなり怖くて取れない行動ですから。
親の目や世間体もありますし。
だから逃げ場がなくなって3人の少年たちが自ら命を絶ってしまったという気持ちも分からなくはないのです。
 
 
とはいえ、やはり死ぬのはダメで、最近イジメについてピンときた記事があります。
それはマンガ家の鈴木信也さんが書いたこちらの記事。
 
これを読んだとき、「正にその通りだ」と思ったのは、
『イジメなんて全然特別なものじゃない・・・!』
というところでした。
よくいじめられる側が「自分に原因があるからいじめられる」なんて考えたりしますけど、実際は鈴木さんがおっしゃっているようにその場その場の状況で決まるものだったりしますし。
それこそ「人運が悪かった」と割り切っても良いような気が。
そもそも大なり小なり子ども大人問わずイジメというものは、あちこちで頻繁に起きています。
職場、家庭問わず。
だから「いじめられる自分が悪い」なんて考える必要はないのです。
 
 
例えば自分なんかも、6年くらい前は職場でクソ社長からイジメを受けていました。
職場にいると、遠くから大きな声で「あ~あ、kanimisoみたいな奴に給料払いたくねーわ!」と言われたり、自分だけ仕事を回さず干されたりしたことも。
人格否定もモラハラもよくされましたね。
このときは自分も己の短所につくづく嫌気が差す日々で、「俺は無能なんだ、全て俺が悪い」なんて思いこんだりもしました。
しかし今・・・。
現在の会社に入りバイトとして働いていますが、誰にもいじめられません。
むしろ、たまに感謝すらされます。
前の職場では罵倒されるだけの日々だった自分が、ですよ。
このことを踏まえると、生きていく上では「誰に出会うか」の人運次第の部分も大きいのではないかと。
個人の努力とはまた別な話というか。
 
 
あと、ブログをやっていて分かったのは、こんな俺でも褒めてくれる方がいるということでした。
クソ社長から「無能!無能!」と罵られていた俺に対して、世の中には褒めてくれる人もいるのです。
だから誰かから存在を否定されるようなイジメを受けたとしても、自分で自分のことを全否定する必要なんてありません。
分かってくれる人と出会えばいいだけ。
世界は広いから、一部の人間とだけ関係がうまくいかなかったとしても絶望する必要はまったくないのです。
選択肢はいくらでもあります。
 
 
と、いうわけで、とにかくイジメを受けても自ら死を選ぶことだけは絶対にやめてほしいなと。
訳が分からなくなったら、とりあえず「逃げる」くらいの気持ちで。
逃げたら逃げたなりのリスクが存在することは事実ですが、死を選ぶよりは何百倍もマシです。
特に10代ならいくらでもやり直しがききます。
自分のようなおっさんでも生きているのですから(笑、若い人も何とか生きてほしいです。
どん底のときがあったとしても、生きていればいつか良い人たちに出会える日もきっと来ると思うから。
まず生きていきましょう。
   

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