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なにを言っても売れなかったら負けと見なされる世界

 
 
 数年前に永野さんのネタを見て、腹を抱えるほど笑った自分。
そのわりに世間からの評価が低いことが気になっていたので、こうやってブレイクしたことは本当によかったと思います。
 
 
ちなみに自分はラッセンネタよりも、「浜辺で九州を1人で守る人」といったネタが好きです。
だから最初にラッセンネタを見たときも正直「う~ん」と思い、「浜辺で…ようなネタをやればいいのに」と思ったのですが、今の結果を見るとそれではいけなかったのだと分かりました。
というか、永野さんは今までそういうマニアックな方向に突っ走ってしまったからこそ、ブレイクするまで21年もかかったような気がします。
なんというか、結局は「シンプルな分かりやすいネタ」の方が世間にはウケるというか。
自分の信念に固執せず、シンプルなネタに切り替えたことが今回の成功に繋がったのでしょうね。
これは世の中の多くのことにも言えることだと思うので、見習いたいです。
 
 
それと今回、上記のリンク先の永野さんのインタビューを読んで感じたことがあります。
それはこういう風に結果を出せなかったら、芸人というのは「末路哀れ」が必定なんだと。
以前、ダウンタウンの松本さんもワイドナショーにて、
「俺とか今売れたからよかったけども、売れなくてこの年齢だったら周りから『アホ』とかボロクソに言われているで」
とおっしゃっていたのですが、40歳を超えるまでブレイクしなかった永野さんは正にそのケースだったと思います。
舞台では受けていても、テレビにはほとんど出られず収入も無く社会的地位もない。
自分で選んだ道とはいえ、これはかなりきついと思います。
それこそ、どうにもならない現実に押しつぶされるというか。
そんな中で21年間も芸人を続けたという精神力は凄まじいです。
普通ならとっくに辞めると思いますし。
「長く続けられる」というのもまた一つの才能で大事なことですね。
 
 
 で、売れてから商業主義者になり、昔の知り合いを語っておこぼれに預かろうとする奴らに対して「馴れ馴れしく近づくんじゃねえ!」という態度になった永野さんだそうですが、自分はそうしたくなる気持ちも分かります。
というのも、今までさんざん周りから白い目で見られて、助けてもらえることはほとんどなかったのでしょうから。
そういう経験がある分だけ、売れたとたん寄ってくるような奴は、そりゃクソ野郎にしか見えないですよね。
現在、周りから白い目で見られている自分はよく分かります(笑。
だから、まぁ仕方のないことかと。
 
 
 ま、売れたのはいいですが、これからが安定して生き残っていくことがとても大変だと思われる永野さん。
いつまでもラッセンネタだけで引っ張れるわけじゃないですし。
でも、間違いなく実力はある方です。
今後もテレビに出れるように、陰ながら応援し続けたいと思います。

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