一昨日は春のような暖かさかと思えば、昨日は冬らしい寒さ。

寒暖の差がはげしいとおっさんには堪えます。

一昨日、いつものようにセブンイレブンにジャンプを買いに行きました。

ジャンプと食べ物数点を持ってレジに行くと、打ち終わった後に女性の店員さんが、

「恵方巻きはどうしますか？」

と聞いてきました。

「どうしますか？」って聞かれた自分は「どうするもなにも・・・」と思いましたが（笑）、まあ、恵方巻きを勧めていることは分かったのでレジ周辺を見渡すと、「あちらにございます」と店員さんが特設スペースを教えてくれました。

自分の後ろには誰も居ないし、せっかく勧めてくれたのだから買ってみようと見てみると、

普段から売っているサイズの手巻き寿司より少し大きい程度で、２種類。

これならそんなに高くないからと、一本とってレジに持っていき追加してもらいました。

で、財布からお金をとりだそうとすると、店員さんが、

「今年の恵方は東北東です」

と教えてくれました。

・・・・・・？

聞いた後に一瞬、ポカンとしてしまいましたが、「ああ、分かりました」と返事。

もちろん、教えてくれるのは店員さんの優しさで一切不快感はありません。

でも、今この場所で教えられても活かしようもない気が（笑。

家に帰ってから食べるからねぇ。

なんというか、勧めた店員さんもまさか自分が買ってくれるとは思っていなかったのか、レジが終わるまで微妙な空気が流れていました。

いや、ほんとにマジで微妙な空気。

もしかしたら、その日、店員さんの勧めで初めて買ったのが自分だったのかもしれません。

でも、可愛らしい感じがする店員さんだったので、こういうのも嫌いじゃない（笑。

それにしても、この手の「声掛け」って女性は上手にこなす人が多いような気がします。

自分は働いていたとき、この声掛けが苦手でしょうがありませんでした。

なんというか、自信をもって勧められる商品ならやりやすいのですが、中にはイマイチな商品もあるじゃないですか。

そういうものだと自分の場合は「勧めたってどうせ買わないよな」と勝手に諦めるDQN店員でした。

クズですいません。

で、今回の場合、自分が買っていた食べ物は、コロッケパン、豚の角煮、野菜スティック、ブリトーとかなり充実したラインナップなわけです（笑。

そんな自分に「恵方巻きはどうしますか？」と勧められる心の強さ・・・見習いたいものです。

そういえば自分が高校時代、コンビニでバイトをしていたときは「恵方巻き」なんて売れるわけないと店長と鼻で笑っていたものでした。

しかし、いまやテレビCMは流れるし、節分の日はどこのスーパーにも売っています。

「どうしますか？」と買うか買わないかの選択を迫られるぐらいの商品なったことを考えると（笑）、長いスパンで続けるのは大事なことだと実感します。

ハロウィンしかり、恵方巻きしかり。

ちなみに恵方巻きは大変おいしゅうございました。

有明海産海苔がパリッパリッで想像以上の旨さ。

方角は無視して食べましたが、勧めてくれた店員さんには感謝しました。

今後は毎年、食べることになりそうです。

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