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仕事から逃げる=会社での居場所はなくなるということ

 
 
この記事を書いたとき、実は三ちゃんがどのくらいの漫才をやるのかよく分かっていませんでした。
先週の番組内で、三ちゃんが相方とネタをやっていた部分は「つまらなそう」と早送りしたため。
でも、オーディションを通って各事務所から合格をもらったことを考えると、「それなりの完成度の漫才なのかな」と思い、先ほどその部分を見ました。
 
 
 そうしたらですね・・・マジであ然としてしまいました。
はっきり言って「素人に毛が生えた」程度の漫才だったので。
 
 
 まぁ、漫才に取り組み始めたのはここ1年の間のことですから、多少はしょうがないというか下手なのは当然だと思います。
こういうのってセンスもあるのでしょうが、今はまだまだ練習が足りていないのでしょうから。
だから、まぁその部分に関しては目をつむることも出来るのですが・・・驚いたのはそのときにやっていたネタが「ナイナイ」が漫才をやっていたときのネタのパクリであったこと。
これを知ったとき、三ちゃんに心の底から失望しました。
もう、「こういう心構えの時点で芸人として通用するわけないじゃん」と。
 
 
昨年のことですがM-1が復活した際、敗者復活戦から見て「どのコンビもレベルたけぇ」と感動した自分。
下位の人でも、「あ、すげえ計算された上で作られた漫才だ」と感じさせてくれる質の高さだったのです。
素人の自分でも分かるくらいですから、その道の人が見ればもっと凄さが分かるのでしょう。
でも、それだけの芸を持っている方々なのに、普段テレビで見かけるコンビは少数でした。
中には以前、M-1決勝に残った方もいたのですが、そんな方でも数年間くすぶっている姿見て、「実力がある人でもテレビに出るって大変なんだなぁ」としみじみ思ったのです。
 
 
 と、そんな漫才の世界に、三ちゃんはこれから芸人として挑むわけですが・・・パクリネタでオーディションを受けている時点で、これからの芸人人生がどうなるかは火を見るより明らかです。
オリジナルのネタで笑いをとっている芸人さんでさえ、売れなくて苦しんでいる方々が多々いますからね。
というか、マジでここ数年の「M-1」や「THE MANZAI」に出ている方々を見て、「俺にも漫才が出来る」と考える三ちゃんはスゴイ楽観的な思考の持ち主だと思います。
あのトップクラスの芸人さんたちを押しのけて勝てるという自信があるというのは、もう只々スゴイとしか言えません。
俺なら「仮にこれからどれだけ修行しようとも、漫才でこの人達には一生勝てない」と考えて別な道を選びます。
努力では超えられない壁というのは、世の中には多々ありますからね・・・。
 
 
 ということで、三ちゃんの漫才を見て出た結論は前回と同じで「不合格」です。
各事務所のオーディションに合格したのは、三ちゃんが素人として築き上げてきた知名度と相方が男前なところなどを考慮してのことで、決して漫才がうまいということではないと、彼らの漫才をみて確信しました。
 
 
 最後にですが、今回の三ちゃんを見て一番思ったことは、数年前に仕事を辞めた自分と今の三ちゃんの姿が重なるということ。
会社から期待された時期もありましたが、その要求に応えられず逃げ出した自分。
今回のプロレスの企画を投げ出した三ちゃんとまったく一緒でした。
そして、そういう人間がどうなるかは、今の自分を見ていただければよく分かると思います・・・・・・。
自分も会社を辞めた直前は「仕事から逃げる」ことを深く考えていませんでしたが、いまはそのリスクをよく分かっているつもりです。
成功している友人たちは、全員キツイ仕事を任されても逃げないで乗り越えて役職についているということもありますし。
でも、三ちゃんはそういうことが今はまったく分かっていないのでしょうね・・・。
だからこの後、間違いなく現実を思い知り、こう考えるでしょう。
「芸能界でやっていくにはプロレスをやめちゃいけなかったんだ・・・」と。
 
 
三ちゃんにとっては今まで生きてきた中で、もっとも厳しい日になると思います。
正直、スタッフも分かり切っていてずいぶんと酷なことをするとも感じますが、芸能界という世界に自ら首を突っ込んだ以上、こういう風にいじられるのも仕方のないことなのでしょうね・・・。

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