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残されたチャンスはあとわずか



最近、夜に寝ているとよく「飛行機に乗り遅れる夢」をみます。
 
 
そのシーンは、飛行機が出発する20分くらい前に自宅で目が覚めるというもの。
「ハッ!きょうなにか大切な用事があった気が・・・」なんて考えながら目が覚めて、「あ、きょうは飛行機に乗る日だ!」と思い出して時計をみると飛行機が離陸する20分前。
このとき、自宅から空港に行くのにも1時間以上かかることを考えると、もう現時点で絶望的な状況だということに気付き・・・只々呆然としてしまうという夢。
毎回、「あ、夢だ」と気付いてホッとはするものの、いつも感じるリアルな恐怖は起きた後もなかなか消えません。
心がザワザワしているといいますか・・・。

   
 
と、そんな夢を繰り返しみるようになったのはここ最近ですが、自分なりにその理由を考えてみました。
すると、その答えが何となく分かりました。
それは「年齢の経過によるチャンスの減少」をここ最近強く感じてしまっているということ。
 
 
元々30代で人生のレールを外れた俺は、その時点で多くのチャンスを失いました。
でも、まだ30代のころは「この先なんとかなる」という非常に甘い見通しが心の奥底にあった気がします。
なんだかんだいっても仕事がうまくいったり、もしくは結婚したりすることも不可能ではないと。
しかし実際に40歳になった今は・・・。
これから年齢を重ねるにつれて見た目が更に衰えていき、それにより結婚出来る可能性がますます減っていくことが分かってくると、さすがの自分でもテンションは下がらずにはいられないのです。
つまり、友人が出来た「結婚」というものが、自分には「出来なかった」という結論がここ最近になって見えてきてしまった・・・。
それが「飛行機に乗り遅れる」というイメージに繋がっている気がするのです。
 
 
それと、最近は結婚に限らず様々なことで年齢が枷になって『無理』や「難しい」と感じることがあります。
例えば以前は「バイクに乗りたい」という欲求が強かったですが、ここ最近は・・・。
「高齢の親を残してバイクで死んだりしたら、さすがにひどすぎるよな」なんて考えが一番に浮かび、バイクに乗る意欲も減ってきました。
 
 
と、こんな感じで、要はこれからますます人生におけるチャンスは減っていくのだと思います。
今のような生活を送っている限りは。
それが夢の中で飛行機というイメージで現れ、「乗るなら今しかないよ!」と無言のメッセージを伝えてくれているのかもしれませんが・・・。
まぁ、これからはこんな感じで新たに「後悔」というものを強く実感しながら生きていくことになるのかもしれません。。
だから、なるべくそれを極力減らせるよう過ごしていきたいと思います。

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