親子のDNA鑑定が世間で流行っているみたいですね（笑。

今日もどこかのテレビで特集するみたいですが・・・

まあ、当事者たちから見れば笑えない問題ですが・・・しかし真実が分かったとしてもハッピーエンドにはならない難しさがあるような気がします。

ちなみに自分は間違いなく両親の血を引いています。

高校生ぐらいなったら父に声がソックリで、電話口でよく間違えられました。

DNA鑑定をするまでもなく、100％親父の子どもです。

もし違っていたら１００億円払います！と断言できるぐらいのレベル。

誰も疑っていませんけどね（笑。

だから今回のようなことが世間的に話題になっても、完全に他人事でいられます。

しかし、そういう疑問を感じながら生きてきた人間にとっては、こういうことが明るみにでると、心の奥底に潜んでいた想いが爆発してもおかしくありません。

もし、自分がそういう立場だったら・・・と考えると怖くなります。

長年、そういうことで悩んでいたとして、調べた結果が「自分の勘違い」だったら辛かった日々から解放されますが・・・実際に違っていたとしたら、それまで積み重ねてきたものが全て崩れるわけです。

少しじゃなくて「全て」

それまでどんなに幸せな人生を歩んできた人でも、精神的にはボロボロになるはず。

存在の否定に近いものがありますから。

で、この問題の大きなところは、子どもに非はまったく無いこと。

自分の力の及ばないところで決まったことですからね。

非難するとしたら母親なのでしょうが、どれだけ責めてもこの事実は消えません。

生まれた以上、償える罪でもないですし。

と、考えれば、やはりこういうのって調べないほうがいいような気もします。

その家に生まれて育ったのなら、それでいいじゃないのかと。

万が一、血の繋がりはなかったとしても。

もちろん、こんな意見は「お前にとって他人事だからそんなこといえるんだ！」と当事者たちには怒られそうですけど、今のところこんな考えしか浮かびません。

元から険悪な関係の家族ならいいけど、幸せにくらしていた家族の元でこんな事が起きたらと考えると・・・もう結末はバットエンドしかないでしょう。

そういうことも受け止めて前に進める人って、まずいないと思いますし・・・

だから真実が分かったところで、不幸になることはあれ、幸せにはならないと自分は思います。

まあ、当事者がどちらを選ぶのかは自由です。

その人達にしか分からない想いもあるでしょうし・・・覚悟の上で真実を知るのも一つの答えですね。

ただ、やはり自分はオススメしません。

血の繋がりだけが全てじゃないと思うので。


＊追記
不貞行為を認めるわけではありません。
普通に考えたらありえないことですが、もしも・・・という話です。
後々、悲劇にならないようにきちんとするのが、まっとうな人間というものです。

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