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仕事を教えるコツ

 
 
自分に仕事を教えてくれているBさんとMさん(Bさんの方が上司)。
二人ともほぼ毎日働いていて、仕事のスピードは働き始めてから1カ月の自分とは桁違い。
自分なら5時間かかる作業が2人なら3時間で済むとかそんな感じです。
だから自分が横で作業をやっていると「いろいろと口をはさみたくなるだろうな」と思いながら仕事をしていますが、2人が何かを言ってくることはありません。
「これやって」と最初に簡単なやり方を教えた後は自分のやり方に任せてくれます。
とはいえ、自分は頭が悪いのでいつも非効率的なやり方をしてしまうことが圧倒的に多いのが辛いところで(苦笑。
それでもよほどのことがない限りはこちらに任せてくれ、うるさく言ってくることはないので非常に仕事がしやすいのですが、あるときこうも思いました。
「なぜ最初にもっとも効率の良い手順を教えたりしないのだろう?」と。
というのも、今までの人生、自分が教える側のときはベストな手順を真っ先に教えるタイプ。
相手も楽だろうと思ってこういう教え方をしてきただけに、この2人が細かく言ってこないのが不思議に思えてきたのです。
 
 
と、そんなある日。
数日間自分がやっていた仕事を、時間の都合によりBさんやMさんが代わりにやることになったのですが、その作業を見てみるとやはり自分のやり方とは違います。
その2人のやり方を見てしまうと、いかに自分が無駄な作業をしていたのか分かってしまうくらいです(笑。
だからそんな2人の作業を見た後はいつも「ああ~俺ってほんとうにアホだなぁ、なんでこういうことに気付かないのかなぁ・・・」と反省することしきり。
そして翌日、その2人のやり方を早速真似して作業をするわけですが・・・、作業スピードが格段に上がって快感を覚えるほど。
それが分かると、また「最初からこうやっておけば・・・」なんて思うのですが、ここで「ハッ!」と気付きました。
「これも最初にダメなやり方をやっていたから分かったことなんだ」と。
 
 
要は最初から手取り足取りで何もかも教えていたら、自分はただそれに従っていただけ。
特に考えずに作業を繰り返していたと思います。
でもこの2人のようにまずは自分に考えさせてやらせて、次に正しいお手本を見せる。
そしてそれを自分が真似て実行したとき、手順一つでどれだけ効率よく作業が出来るかを身をもって知る。
ほんと、簡単なことでも後々恐ろしいほどの差が出ることを理解出来たのです。
このことにより、常に他の作業でも「どうやればスムーズにいくか」を真剣に考えるようになり、仕事が早く正確にこなせるようになるというわけです。

  
ということで、この2人の指導の仕方の真意がわかったとき、「なんでもかんでも教えればいいってもんじゃないんだなぁ」とこれまでとは考え方が変わりました。
ダメなやり方をされているとついつい口を挟みたくなるものですが、そこをあえて経験させてから仕事を教えていく。
今後、自分が誰かに仕事を教えることはないのかもしれませんが、もし機会があればこの2人のように「相手に考えさせる」ような指導をしたいと思います。

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