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冷夏で良かったとはじめて思った

 
 
 
冷夏によりビアガーデンの売り上げや農作物の出来に影響が出るのは気になるところですが、私的にこの夏の雨続きにはだいぶ助けられました。
それというのも、夏の調理場での作業は過酷なため。
 

 

 バイトを始めてから初の夏ですが、当初は室内での作業ということもあり、そんなに厳しくは考えていませんでした。
「ま、水分をきっちり取っていれば大丈夫だろう」なんて。
しかし、7月の中旬ごろになると・・・晴れている日の調理場での作業は正に地獄でした。
汗が噴き出すのは仕方ないとしても、それよりも鍋などから出る熱気に耐えきれず作業が出来ないのです。
冬場や春は平気で掴めた鍋の取っ手も、この時期は夏の暑さと相まってなかなか温度が下がらず・・・最初は根性で乗り切れるなんて考えていましたが無理でした。
また、体力の奪われ方が尋常ではないのです。
15分ごとに「ズキューン、ズキューン」という感じで汗と共に吸い取られていきます。
そのためせっかく慣れてきた作業にも手間取るようになりだいぶ苦労したのですが・・・・・・。
雨続きになってからはその苦しみが大きく減少。
「曇りや雨だとずいぶんと涼しいから助かる」なんて思いながら、このところ作業していました。
 
 
 そんなわけで自分としては「もう少し雨が続いてくれてもいい」なんて思いながらバイトをしています。
「雨で嬉しい」なんて思う感覚は生まれてはじめてかもしれません。
まぁ自分の場合、誰かと祭りや海水浴に行く予定がないから雨でも困らないということもあるのでしょうが(笑。
ただ、世間的にはあまりに雨が続くと悪影響が出るようです。
そろそろ農作物のためにもカラッとした晴れ間が出てくれることを願います。



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