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「お願い」の前にやることあるでしょ・・・

 

 きょうはどうしても触れたくなったこのニュースを。
 
 
この社長のお願いを読んだ際、真っ先に感じたことは、
「この社長、よっぽど自分に知名度(人気)があると思っているんだ」
でした。
まぁ実際、ここ数年メディアでの露出は多く、スーパーに置かれている冷凍食品のビーフガーリックピラフでそのお姿をよく目にします(笑。
なので、それなりに知名度はあることはあるのでしょうが・・・。
こういうお願いをして、それを世の中がスンナリ受け入れるほどの人気はないかと。
 
 で、次に頭に浮かんだのは、
部下たちから「売上げかなり落ちています!」という報告を受けた社長が、
「ちっ、しょうがねえなぁ・・・俺が一筆書いてやるよ、見とけよお前ら!」
というシュチュエーション。
だってこのお願い、自信に満ちあふれていますよね(笑。
追い詰められているはずなのに、「うちが厚切りステーキの文化を作ったんだぜぇ」的な。
 
 そして思わずツッコミたくなるのが、この部分。
「お客様のご来店が減少しております」「このままではお近くの店を閉めることになります」
これを読んだ俺はこう思いました。
「いやいや、知らんがな」
というか、この社長、世の中に他にどれだけ飲食店があるのか分かっておられるんですかね。
仮にいきなりステーキ全店舗が閉店したところで、困るお客様というのはほとんどいないと思います。
おいしいステーキを食べられる店は他にもありますし、いまやスーパーでも外国産の厚切りの牛肉は売られています。
なので、いくら店が潰れようが、こっちとしては知ったこっちゃないって話で。
 
 そもそも、お客様にこういう形で泣きつくというのは違うと思います。
例えば台風などの災害があり、「食品を加工する工場が浸水した」 「多くの店舗が被災した」とかで、こういうお願いをいうならまだ分からなくはないです。
(仮にそれでもこれだけの泣き言をいう社長というのは、そうはいないでしょうが)。
でも今回のお客様離れは、単純に味や値段で他のお店に負けたということ。
だから本来まず社長がやることはこういうお願いではなく、味や値段の見直しじゃないかと。
更に良質な肉を使うようにする、お得なセットを作る等。
でも、今回そういうのは一切無し。
それで来店してくれっていうのは・・・・・・虫が良すぎて、ここが世間から大きく反感を買っているのだと思います。
 
 それと「従業員、皆元気良く笑顔でお迎えいたします」なども書かれていますが、まぁこれも至極当たり前なこと。
基本的に多くの飲食店で、元気よく笑顔でお迎えするようにはしています。
この当たり前のことをまるで「うちのウリです!」と書いてしまっている時点で、失礼ながら社長の感性は一般人とはかけ離れている気がしてなりません。
 
 ちなみにですが、俺は今年いきなりステーキを食べに行ったことがあります。
弟とランチで。
で、CABワイルドステーキというのを食べてみたのですが・・・弟は噛みきりにくい肉を喉に詰まらせ死にそうになりました(笑。
まぁこれはかなりレアだった上、食べやすいサイズに細かく切らなかった弟が悪いのですが、自分の肉を切ってみても、かなり切りづらかったです。
ナイフで相当ギコギコしないと切れないレベル。
んで、味も如何にも外国産で、お値段以上のお得感を感じることはありませんでした。
 
 ただ、店員さんたちの接客は悪くはありませんでした。
そのため、「次回は国産でしっかり火を通したステーキにした方がいいのかな」なんてことを弟と思ったのですが、その後はなかなか行く機会もなく。
 
 と、そんなわけで・・・。
マジで追い詰められているにしても、この社長のお願いは大失敗かと。
思いっきり逆効果で、会社内でこれを出すのを止められない人間がいないことを思うと、いきなりステーキの先行きはますます厳しいものがあるような気がします。
来年の今ごろは、たくさんの居抜き店舗がアチコチに存在しているかもしれません。

   

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