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ガソリンスタンドでの戦いは続く

 
 
きのうのこと。
買い物に行こうと車に乗ったらガソリンがだいぶ減っていることに気づき、いつも通っているガソリンスタンドへ行きました。
 
 
着いていつものように「レギュラー満タン」をお願いして車内で待っていると店員の方が、
「あの~、ちょっと車の動きがおかしかったんで、もしよろしかったらタイヤの空気圧を確認しますけど」
と言ってきたので、自分は
「あ、そうなんだ」
と思いそのまま素直にお願いしました。
4年ほど通い慣れている店ということもあるし、以前にも空気圧を確認してもらったことがあったので・・・。
 
 
給油が終わり会計を済まし、「もう少しで空気圧の確認終わりますので」と言われ待っていると、空気圧のチェックを終えた店員さんがやってきました。
そしてこのような説明が。
「すいません、今確認したところ、右後輪のタイヤだけ気圧が安定しないみたいで・・・」
予想していなかった言葉に激しく動揺する自分。
すぐに「ヤバいな・・・」と思いつつ店員さんにこれ以上走れないのか確認すると、
「走れないことはないですけど・・・もしかしたら危ないかもしれませんね」
「5分ほどお時間をいただければタイヤを外して点検しますけど・・・もちろん無料です」
外して空気を抜いて確認してみなければ、これ以上は何ともいえない状況とのこと。
「忠告を受けた後に走って何かあったら大問題になる」
と思った自分は確認してもらうことにし、店内で待つことに。
 
 
 そして5分後・・・、店員さんがやってきました。
確認した結果はタイヤに穴が開いているとのこと。
自分にも確認してもらいたいとのことで作業場にいくと、タイヤの脇に部分に小さい亀裂が。
「この脇の部分は裏から触ってもらうと分かるのですが薄くなっていて・・・直せないんですよね」
と店員さん。
この時点でこのまま走ったら危ないということが確定しました。
更に動揺が深まり焦る自分。
 
 
 正直、この確認作業中はこんなことも思いました。
「タイヤを売りつけるために嘘をついているんじゃ・・・」と。
今回ももしかしたらこのケースで、気の弱そうな自分を騙そうとしているのではないかと思い、店員さんに、
「あの失礼ですが、タイヤを売るために嘘をついているとかではないですよね?」
と聞きたい衝動に駆られましたが、それは思い止まりました。
だって冷静に考えてみれば、もし本当にタイヤが駄目になっていて店員さんが善意で教えてくれた場合、こんなことを自分から言われたら一生心に残る傷になると思うのです。
仕事をしていくのがイヤになるような。
それは人としてはやってはいけないこと。
だからこのときは疑問を持ちながらも、もうここで買って交換してもらうことにしました。
10分程度とはいえ作業をさせてしまっているわけですし、いまさら「イエローハットに行きます」とはとても言い出せなかったのです(笑。
 
 
で、この後は右後輪をスペアタイヤにしてもらい、銀行に行きお金を下ろしてきました。
日曜日にお金を下ろすため手数料の108円もかかるのも冗談抜きで血涙が出るほどイヤでしたが、今回は致し方ありません。
そしてガソリンスタンドに戻り40分ほど待ってタイヤ交換は終了。
最後に店員さんがいろいろと説明してくれ、
「13インチのこの低燃費タイヤにしたので燃費も良くなりますし、走り心地もいいので・・・」
なんて言って慰めてくれました。
よほど自分の姿が憔悴しきっていたのでしょう(笑。
突然の4万円の出費は痛すぎましたから。
 
 
と、いうわけで予想外のタイヤ交換をしたわけですが、今は猛烈に後悔しております。
というのも、家に帰って自分が以前にこの記事「仕事だとしても認めない」を読むと、自分が取るべき行動が間違っているのですよね・・・。
この記事の通りに対応するなら、
「あの~、ちょっと車の動きがおかしかったんで、もしよろしかったらタイヤの空気圧を確認しますけど」
の時点で、
「あ、大丈夫です」
と断ってディーラーに確認しに行くべきだったと思うのです、面倒でも。
しかし、自分は真っ先にビビッてしまったわけです。
「なにかあったら大変だ!すぐに交換しなきゃ」と。
(こういうことを言われて不安な場合、まずは即決せずにディーラーなど信用できるところにもっていったり、知識のある人に確認したりするのがいいと思います)
なんて書いてあるのに・・・・・・。
当事者になるとそれがまったく出来ていない自分の愚かさが憎くてたまりません。
 
 
更にこの記事を書いている最中に思いついたのですが、空気圧チェックを受けて右後輪のタイヤが怪しいと言われた後、なにもそのまま素直に確認作業をさせるのではなく、単に
「あ、じゃあ一旦スペアタイヤに代えてください」
と言っておけば済む話だったことに今気づきました。
そこから家に帰ってタイヤの値段の相場を確認するなり、ディーラーまで持っていくとかいろいろとやりようはあったわけで。
で、そっちのほうが絶対に安上がりで済んだわけです。
でも、自分は不安と面倒という感情に支配されてそういう行動を取ることが出来なかった・・・・・・。
このブログで「振り込め詐欺になんで騙されるのかな」なんてことも書いていますが、騙された老人たちの気持ちが今回は痛いほど分かりました。
一度不安に駆られるともう他のことは考えられないものなのですね・・・。
 
 
 ま、ここまで長々と書いてきましたが、本当にタイヤが破損していた可能性もあります(笑。
それだったらここまで書いたことはまったく関係なく、「交換してよかった。店員さんありがとう」
で済むのですが、思い返して気になるのは店員さんの言動。
いま確認してみると「絶対に走れない」や「即交換」ということは言っていないのですよね。
後々問題にならないように、やんわりとした表現というか・・・。
言葉をかなり選んでいるような印象を受けます。
さらに最初に言ってきた言葉。
「あの~、ちょっと車の動きがおかしかったんで・・・」
こう言った店員さんが自分の車の動きを見たのはガソリンスタンドに入ってからの10メートル程度。
遅いスピードでまっすぐ走っているだけなのに、「動きがおかしい」と分かるのは変なような気が。
ただ、不安に駆られている最中の自分は、
「毎日たくさんの車を見ているから違いが分かるんだなぁ」
と思いました。
完全に精神が破壊されています(笑。
 
 
というわけで、もしこのようなことを言われたら、やはりまずは信頼できる別な店に行って見てもらうのがいいと再確認しました。
「これ以上は走れません」とか断言された場合は別ですが。
自分の場合、通い慣れたガソリンスタンドでこういうことを言われたのは初めてなので、そんなに疑うことではないのかもしれません。
でも、後でこんなにグダグダと後悔するなら、絶対に他の店にも行くべきだったわけで・・・。
 
 
 「こういうことがあったら他の店にいって確認したほうがいいです」と1年以上前に自分で語っているのにそれが出来なかった自分。
自分の愚かさを心に刻み込んで、次回に生かしたいと思います。
みなさまもご注意ください(爆。

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