*今回の記事は表現がいつもより厳しめです。
読む方はそれを踏まえた上でお願いします。
去年の2017年。
「闇サイト殺人事件」から10年ということで、テレビでこの事件の犯人たちがどういう犯行を行ったのかわかる詳細な再現ドラマが放送され、自分はそれを見ました。
このとき、その再現ドラマを見て真っ先に気付かされたことが一つ。
それは、
「こういうサイトを利用している奴らって、クズしかいないんだ」
ということでした。
というのも、この事件の犯人たちは出会った当初から、それぞれこれまでにどんな悪いことを自慢しあい、「俺の方が悪として格上なんだよ」と相手よりも上の立場に立とうする人間ばかり。
「人を敬う」という考えが微塵もありません。
しかもいざというときに頼る仲間がいない連中です。
そして恐ろしいほど短絡的な思考しか出来ないため、仮に計画を立てても実際は無計画のようなもの。
だからこの事件のときも、女性を拉致する前には空き巣をして失敗したり、金をもっていそうなパチンコ店の常連を襲おうしたりして、アッサリと失敗しています。
絶望的に頭が悪いクズが何人集まったところで、いい計画なんて立てられるわけがないから当然なのですが。
そしてこらえ性もなく我慢することもしらないから仲間割れも･･･。
とにかく、まともな生活を送っている人間からすれば、
「絶対に仲間にしたくない人間」ばかりなんです。
そもそも、元々の性格や考え方に難がある上、お互いの信頼関係は出会ったばかりでゼロ。
だから平気で仲間を裏切るし、自分の保身ばかり。
そして全員が後先考えずに行動するから、事件も何とも質が悪い、後味の悪いことになるわけで･･･。
そんなことを再現ドラマを見て分かったときは、この犯人たちに本当に怒りを感じましたし、被害に遭われた女性の母親の怒りや悲しみがどれほど深いものだったのか、少し理解出来た気がしました。
で、なんできょうこの闇サイト事件について触れたのかというと、つい最近、また似たような事件が起きたから。
この犯人たちの行動パターンや言動も、恐ろしいほど闇サイトの犯人たちと一緒。
すでに捕まった二人は、「怖くなって途中で車を降りた」などと死体遺棄への関与は否定しているいうようですが、これもけっきょくは自分の罪を軽くするための保身。
ほんとうにクズというのは、何から何まで似るようで･･･。
そしてこの事件。
更に最悪なのが、主犯格の男が自殺したこと。
こうなると事件の真相は闇の中。
先に述べたように、捕まった犯人二人はとにかく罪を軽くするために「俺たちはしらない、やっていない」と保身に走るでしょうから。
被害女性の遺族は、本当にたまったものではないでしょうね。
なにも悪いことをしていない娘がある日突然拉致されて殺される･･･。
しかもそれがなぜ起きたのか原因は永遠に分からない。
無念さは計り知れないものがあります。
で、最後に言いたいことですが･･･。
こういう事件の場合、犯人たちを厳罰に処す必要があるということ。
今回の事件の場合、捕まった二人はアレコレ言い逃れや言い訳をするでしょう。
「殺したのは俺たちじゃない、死体遺棄も知らない」とか。
でも、こいつらが協力したことにより、事件が発生して罪のない女性が1人亡くなったという事実は消えません。
それを考えたら、もう問答無用で懲役30年または無期懲役が妥当だと思うわけです。
絶対に罪を軽くしてはいけません。
そうしないと･･･再びこういう事件が起こる可能性が高くなってしまうでしょうから。
[3回]
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