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バカは・・・

 
 
先日「命をかけてまで山菜取りに行くって・・・」という記事を書いた後、実はこんなことも頭に浮かびました。
「このニュースで山に行く人が減るから、今がチャンスだ!」と考える輩がいるんじゃないかと。
で、ここ数日、テレビ局がクマの出ると言われている山周辺を周ってみれば案の定で・・・。
命が惜しくないのか多くの方が今でもタケノコ採りに出かけているようです(苦笑。
そもそも、ここまでの事態が起きても採りに行く人はニュースを見ていないのかもしれません。
ま、立ち入り禁止の看板の前に車を停めて平気で山の中に入っていく神経の持ち主たちですからね。
なにをいっても無駄というところでしょうか。
 
 
現在、非常に危険な状況で「立ち入り禁止」や「入らないでください」となっている山周辺。
そんな所に平然と入っていく方々にリポーターがその理由を聞いてみると口々に「クマは出ないから」 「このへんのことではないと思っていた」 「鈴や爆竹を持っているから平気」と言います。
自分が見た限りでは年配者が多いのですが、みなさん「自分だけは大丈夫」という感覚のようです。
長年採りつづけている経験から完全に感覚が麻痺している模様。
亡くなった人達もそう考えて山に入ってやられたというのに・・・。
経験は時としてこういう油断も生んでしまうのですよね。
 
 
で、自分としてはこれだけの人が亡くなって注意喚起されても山に入っていく方々をみると、もう何をいっても無駄だと思うので、警察なんかはこれから周辺パトロールをしなくてもいいと思います。
きちんとクマ注意の看板も建てられていて「入るな」と書かれているのですから、その上で入る人はクマに襲われても死んでも文句は言わないでしょうし。
あと何かあった場合の捜索費用などもきちんと頂くようにしてほしいですね。
残された家族は迷惑でしょうが、そこまでやるようにしないとこれからも危険を顧みず山に入る方々は増えるでしょうから。
それにしても命が惜しくないのですかねぇ・・・。
命より高いタケノコは存在しないと思うだけに不思議でなりません。
ほんと、死ななきゃ分からないのでしょうね。

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