８月ごろのこと。
アリオ仙台泉にＶＲで遊べる施設が出来ました。
アリオに買い物に行きこのＶＲ施設前を通るたび、「どんなものなのか？」とチラ見していたのですが、自分が見る限りはいつもガラガラ。
まったくお客さんがいません。
店員さんもずいぶんと手持ち無沙汰で暇そうでした。
だから、「あたらしいアトラクションとはいえ、まだ馴染みがないから商売として成り立たないのかな」なんて思っていたのですが・・・。
夏のある日の夕方。
地元の夕方のニュースを見ていると、「SEVEN SENSES VR」のことが取り上げられていました。
そのニュースいわく、「夏休みの期間中は１日１００～１５０人くらいのお客様がきている」とのこと。
今まで何回か施設の前を通りガラガラの様子を見ている自分は驚きました。
「そんなにお客さん来てるんだ！」と（笑。
と、そんなわけで「１回くらいはやってみようかな」とも思ったのですが・・・、その後、そのニュースのリポーターがＶＲを体験している様子を見た瞬間、その考えは消えました。
というのも、このＶＲを実際にやっている姿というのが、なかなか滑稽で・・・。
子どもがやっているのなら微笑ましいのですが、おっさんが頭にVRヘッドマウントディスプレイを装着して必死にぶんぶんと腕を振り回しているのはなかなかきついものがあります。
本人はゲームに熱中しているだけとはいえ、その姿を後ろからみたら「バタバタ動いているだけ」。
これが分かったとき、こういう施設でのＶＲ体験は自分には不向きだと悟りました。
「他のお客さんにやっている姿を見られる恐れがある」というのは１人ぼっちで行動する自分には危険な代物なのです。
しかも笑われてもそれに気づかないという・・・。
ま、実際はパーテーションのようなもので仕切られて、やっている姿を見えないようにしていたりするのかなとも思ったりもしました。
ただ、そうだったにしても別に面白そうには見えませんでした。
これなら家でゲームをやっている方が単純に楽しい気がして。
その後。
９月上旬ごろにＶＲ施設の前を通ると、前以上にガラガラ感が増幅していました。
いつ通っても誰もプレイしていないという・・・。
これは学生たちの夏休みが終わったことがあるのかもしれませんが、私的には「そんなに面白いものじゃない」や「料金が高い」なんてことを理由にお客さんがいないと推測しました。
それと、やはりプレイしている様子を他人に見られるというのは、なかなかシンドイかなと（笑。
で、あるとき、ＶＲ施設前を通ると、ニュースで見かけた店長らしき人がお偉いさんのような人と話していて、その会話が耳に入ってきました。
「夏休みを過ぎたら、もう完全にダメですね・・・」みたいな。
これを聞く限り、どうやら売り上げ的にはだいぶ苦戦している様子。
実際にはどうだったか分かりませんが・・・。
ただ、そんな様子や会話を見る限り、こういったＶＲ施設の商売はなかなか厳しいと思いました。
もっと「誰もが一度は遊んでみたい！のようなＶＲゲームが登場しない限りは、まだまだ商売としては成り立たないものなかもしれませんね。
＊いつもコメントくれる方、父の件でご心配いただきありがとうございます。
おっしゃる通り、いつも以上に注意力散漫になりがちなので、車の事故や包丁で怪我をしたりしないよう気を付けます。
[2回]
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