この前、テレビでラーメンの特集を何気なく見ていたら、ふと舌に「あるラーメンの味」がフッと蘇りました。
でも、なんのラーメンだったのか中々思い出せず・・・。
味は覚えているけど、どのラーメンか分からないという感覚は初めてかもしれません。
「マジでなんのラーメンの味なんだろうか・・・」とそのまましばらく考え込んでいると、そこでようやく思い出しました。
「花月の『ラーメン街道一番星』だ！」と。
最後に食べたことを思いだすとたぶん２年くらい前。
好きなラーメンで頻繁に食べたくなるのですが毎回期間限定のため、その期間を逃すとしばらくは食べられなくなるというラーメン。
だから気になるときは「いつ発売されるか」をよく確認していたのですが、ここ半年ほどの間はそのこともすっかり忘れていました。
「今年の販売期間はもう終わってしまっただろうか」と焦りながら急いで花月のHPを確認しに。
すると、少し前に今年の販売が始まったばかりという絶妙なタイミング。
こういうことで無駄に運を使う自分が少しイヤにもなりますが（笑）、翌日すぐ食べに行きました。
「横浜家系ラーメン 藤崎家 海苔トッピング」
店員さんもあまり作り慣れてないのか、提供まで少し時間がかかりました。
商品名が変わってはいるものの、ほぼラーメン街道一番星と同じ味。
横浜家系なのですが、花月独特の工夫が加えられたオリジナルなスープはおいしいです。
麺もすすり応えがある独特な食感。
大盛に出来ないのが難点ですが、おっさんの自分にはちょうどいい量です。
と、満足しながら完食したのですが、ほんの少しですが違和感もありました。
「なにかが違うような気もする・・・」と思いつつ、また３日後に食べにいくと違和感の正体が分かりました。
それはこのラーメンで海苔のトッピングを頼んだ場合は、別皿で持ってきてくれるのが基本ということ。
初回のときの店員さんはそのことが分かっておらず、他のレギュラーメニューと同じように丼に投入してしまっていたわけですが、それにより海苔がスープの湯気を吸ってしなしな状態に。
それを自分は微妙な違和感として受け取っていたことに、人間というのは以外とこんなことでも身体で覚えているものだなぁと実感しました（笑。
ま、こんなことでも感じるおいしさが微妙に変わるので、次からは注文時に「海苔は別皿で」と伝えておこうと思いつつ、残りの期間もマメに食べにいこうと思います。
[2回]
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