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やがて来る天涯孤独に備えて

 
 
3日前の深夜。
たまたまテレビをつけていると「探偵ナイトスクープ」の総集編をやっていました。
この日は「感動した」依頼を集めたとのこと。
 
 
その中に「再び家族の団らんを味わいたい」という依頼がありました。
依頼者は無職の34歳男。
10代~20代のころ、両親、祖母や祖父が次から次へと亡くなり、今は一軒家に1人で住んでいてそれがとても寂しいそうです。
「なんとかまた家族でワイワイと食事したりしながら団らんを感じたい」ということで依頼をしたそうなのですが、このときに自分が思ったのは、
「そこまでして家族の団らんなんか味わいたいか」
でした。
だって、誰かを連れてきてそんなのをやったところで、それは嘘じゃないですか。
1日だけ仮初の家族なんか作ったって、そんなに面白いものでもないだろうと思ったのです。
でも、この依頼を最後まで見ると、そこには色々な想いがあり・・・。
 
 
探偵さんが依頼者の家に行くと、大人しそうな男性が登場。
現在働いていないのは「身体を壊したため」とのことでした。
そして趣味は料理。
ゆうべ残ったご飯をローラーのようなもので潰して伸ばして「おこげ」を作るとか言っている姿を見ると、どこか自分にも似たようなところがあるので思わず苦笑。
人間、ヒマになるとそういう方向に頑張るものだなとつくづく思いました(笑。
 
 
で、この後ですが、依頼者の希望に合う人物を「過去の依頼者の中(笑」から選び協力してもらい、依頼者の家に集まって一家団らんの状態になりました。
お互いに初対面同士なので多少のよそよそしさはありますが、依頼者は本当に楽しそうです。
みんなでスーパーに行ったり、父親役の人と狭い風呂に一緒に入ったり。
いつもは何をするにしても1人で、それが辛いということだから依頼者が嬉しいのは分かるのですが、自分がここで思ったのは、
「無職という身分を世間に晒してまで、これをやりたいというのは・・・」
でした。
実際、依頼者は探偵さんやその仮初の家族の方からも働かないことに関して聞かれていたり、突っ込まれていたりしていました。
「なんで働かんの?」等。
このことは依頼者の方も「こういうことを聞かれる、言われる」というのは事前に分かり切っていたはず。
それなのにあえて依頼までして家族の団らんを求める・・・。
これらのことを踏まえると、自分の中で一つの結論が出ました。
「人は本当に孤独になったときは耐えられないものなのかもしれない」と。
 
 
自分も現在、どちらかといえば孤独な部類に入る人間だとは思います。
とはいえ、今のところ両親も生きていますし、祖母や叔母もいます。
一緒に食卓を囲むというのは、ここ10年ほどは滅多にありませんが、毎日何かしらの話をしたりはします。
これがもし、不慮の事故や天災で全員が一気に亡くなったとしたら・・・
たぶん最初はワケが分からないでしょうが、時間がたって落ち着いていけば依頼者と同じようになりふり構わず「家族の団らん」を求めるような気がしています。
無職という立場だったとしても、それよりも人とのぬくもりが欲しくて。
 
 
だからこの依頼を見ていて最後のほうでは依頼者に共感しました。
「俺にも彼と同じようなことがいつかは来るのだな」と思って。
更には「家族のために何かが出来るというのは幸せなこと」なんだとも。
自分はたまに家族に食事を作ることがありますが、たまに「作るの面倒くさい」となることがあります。
たいした料理を作るわけではないですが、やるとなれば30分~1時間くらいは時間をとられることを考えると、「そんなに作らなくてもいいかな」と思っていたのですが、この依頼を見た今、「いつかはこんなことすら出来なくなる」と理解出来ました。
つまり、家族が生きているうち、やってあげれることはやっておいたほうがいいということですね。
 
 
ま、そんなことを思えば、親が生きているうちに本当はもっともっとやらなければいけないことが山のようにあるわけですが・・・。
とりあえず「真の孤独」が来る前に、自分がやれることは家族にやってあげようと思いました。
ほんと、いつ別れの日が来るか分かりませんからね・・・・・・。



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