この前、あるドラマを見ていると、「悲しい」という感情を表現するために途中でこのようなセリフが。
「悲しい、おじさんが履歴書を買っている姿を見るほど悲しいわ！」
普通の暮らしをしている人にはなんてことないセリフなのでしょうが、今まさに履歴書を作成中のおじさんである自分は一気に気分がブルーになりました（笑。
というかですね、やはり４０歳になって履歴書を作るというのは、１０代～２０代のころに作っていた履歴書とはまったく気分が違うもので。
一度正社員を経験し、そのときは「もうバイトという形態で働くことはないだろう」と本気で思っていたこともあるだけに、またバイトをするのかと思うとどうしても気が滅入るのです。
ま、もうバイトですら雇ってもらえるかどうか分からない立場のくせに「なに言ってんだ」って話ですが・・・。
相変わらずのクズですいません。
と、そんな感じで凹みつつも、とりあえずバイトをしなければいけないことは変わりません。
だから先日、履歴書に貼る証明写真を撮ろうと写真屋さんに行こうと思ったのですが・・・・・・最初に書いた悲しいセリフのことを思いだすと、この歳で写真屋に行き「履歴書用の証明写真を」なんていったら店員さんと自分との間に物悲しい空気が流れるような気がしてきました。
まぁ、商売上そういう人もたくさん見ているから実際にはそんなことにはならないとは思います。
しかし、今の自分はそう思いこめるほどポジティブでもなく・・・
そのため、証明写真を自動で撮ってくれるあの機械（ボックス）で撮ることにしました。
写真屋さんで撮るより写真の質が落ちることは知ってはいますが、まず今回はこれで行こうと。
そして証明写真を撮ってきたわけですが・・・これが想像以上にひどい出来。
自分のブ男さと相まってか、なんというか俗世間から数年間隔離されていた感がある証明写真が出来上がりました。
いつも家で見る洗面所の鏡と違って、機械のレンズというのはありのままの姿を克明に写しだすものだなとしみじみ実感（笑。
ま、これが自分の現実なのですから仕方ありません。
今後ますます悲しい出来事が続きそうな気がしますが、９月中にはバイトの面接に行ってくるつもりです。
[8回]
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