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ますます面倒くさい男に

 
 
パート中、MさんやBさんから缶コーヒーを奢ってもらったり、インスタントコーヒーを作ってもらえたりすることがあります。
これは少なくとも自分のことが嫌いだったら「ない」ことなのとてもありがたいことだと思うのですが・・・、残念ながら自分は糖尿病。
砂糖が大量に入っている缶コーヒーは、重度の糖尿病の自分にとっては命を縮める「毒」のようなもの。
糖の吸収が早いため、基本的に飲んではいけないものです。
だからもらっても困ってしまう代物なわけで・・・。
健康なときはこんなことを考えたことは一切なかっただけに、糖尿病になってしまった今、「まじで面倒くさい体になってしまった」と後悔しております。
 
 
でも働きはじめた当初。
そんなに頻繁に奢ってくれたり飲み物をくれたりするはずはないと思い、糖尿病のことは黙っていました。
いちいち言うまでもないことかと。
そして飲んでいました。
「せっかくの好意をむげにするわけにはいかない」と。
 
 
しかし、自分の予想に反してコーヒーやインスタントコーヒーを作って自分にくれるBさんとMさん。
特にMさんは甘いものが大好きみたいで、いつも仕事中に食べようと「小さいアンパン4個入り」などのパックを買ってきて、休憩中にそのうちの1個を「おう!これ食べろや!」とくれたりします。
自分が太っていることもあり、甘い缶コーヒーやアンパンを欲しているように見えるのでしょうね(笑。
でも、マジで自分はそんなものを気軽に食べていい体ではなく・・・。
そのため2人に糖尿病であることを伝え、甘い物がご法度であることを告げました。
すると二人とも「それは大変だな」と言ってくれたので、これでこの問題は解決したと思っていたのですが・・・。
 
 
後日、また自分に対して甘いものや砂糖入りのインスタントコーヒーを作ってくれるMさん。
それを見た自分は「ええ・・・この前糖尿病だって伝えたじゃないですか・・・」と内心思ったのですが、その後にこう気付きました。
「あ、糖尿病でない人にはこの危機感は伝わりにくいものなんだ」と。
自分も糖尿病と分かる前は特に何も気にすることなく食べたり飲んだりしていました。
また、他人に飲み物をあげたりするときも、「糖分の有無」なんてまったく気にしていませんでした。
このことが分かると、Mさんは純粋な善意で自分に食べ物や飲み物を暮れていることが分かり、
本当にありがたいことだと感謝しました。
 
 
とはいえ、冗談抜きにそういう甘い物や飲み物を飲んではいけない自分。
だからハッキリと伝えることにしました。
「甘いものや砂糖が入ったものはダメなんです」と。
Mさんの「ああ、そんなにひどかったのか」という返答を聞いて、やはり当人でなければどのくらいダメなのかは伝わらないものだと思いました。
その後2人には微糖やブラックコーヒーをおごってもらえるようになり、事なきを得ています。
 
 
ただ、ほんとうにこういうことを誰かにいちいち伝えなければいけない糖尿病というのは、とんでもなく面倒なものだと思わざるを得ません。
普通の健康な体なら気軽に飲めるような飲み物でも、糖尿病持ちにはそれが出来ない。
元から面倒な性格の自分ですが、体まで面倒くさくなってしまったことが何とも悲しいです。
まじで糖尿病になんてなるものじゃないですね。


糖尿病はとても怖いものです・・・

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