}); }); 忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

久々に友人と飲みたくなったりしたけど・・・

 
 
バイトを始めてから2~3週間経ったとき、自分の中に湧き上がってきた感情は「友人と飲みたい」でした。
無職期間中はむしろ避けていたことだっただけに、こういう事を思ったことは自分でも意外でした。

 
 
なぜ友人と会いたくなったか考えてみると、おそらく初体験のバイトをしてこれまで知らなかったことをたくさん学び、いろいろと友人に対して話せることがあったからだと思います。
「今はこんなことやっている」とか「あの業界は実は・・・」なんて裏話を誰かにちょっと話してみたくなったのかと。
 
 
でも、実際に友人に声をかけることはしませんでした。
というのも、無職時代よりはよくなったといっても、所詮は40歳のバイト。
正社員(役職付き)の友人相手にいろいろと話しても、やはり会話は噛みあわないだろうと思ったのです。
こちとら時給850円のバイトで、むこうはおそらく時給に換算すると3000円以上。
10代20代に対等な立場で楽しく過ごしたのだとしても、いまはあまりに社会的地位に差がありすぎます。


また結婚していたり子どもがいたりする友人と、好き勝手に1人で生きている自分では、現在持っている人生に対する価値観はあまりにも違いすぎるなと。
むろん、友人とはそういうことをゴチャゴチャ考えなくても、会えば昔に戻って楽しく酒を酌み交わせるものなのかもしれません。
しかし自分の場合、これだけいま置かれている状況に差が出ると、それだけでは埋められない溝があるな・・・としみじみ思ってしまったのです。
 
 
無職時代、友人との飲みを断るようになったのは、「肩身が狭い」ということが一番の理由でした。
そして立場の違いゆえ、友人の何気ない一言にもショックを受けることが続きました。
今にして思えば、ほんとうに友人たちに悪気はなく普通に話しただけだと思います。
でも、この歳にしてバイト生活を送っている自分からすれば、前にも書きましたが「家を買った」という言葉だけでも突き刺さってしまうこともあるわけで・・・。
 
 
と、これらのことを思うと、やはり簡単に会うものじゃないなと思ったわけです。
意気揚々と誘い会って飲んだとしても、おそらく2時間後ぐらいには友人との会話で現実を思い知り、1人でブルーになりながらクソまずい酒を飲むことになるのは想像に難くないですから(笑。
 
 
だからもし友人とどうしても会いたくなったら、全てを受け入れる覚悟が出来たときだけだと今は思っています。
「ありとあらゆる現実を受け入れて、ショックを受けることがあっても構わないから飲もうぜ!」と自分の中で決意が出来たら、そのときは友人を誘ってみようかなと。
ま、そんな日がいつ来るのか分かりませんし、そのころにはますます友人と疎遠になっているのかもしれませんが(笑。
でも、それならそれでしょうがないのかなと。
精神的に無理をしてまで会って心の傷を深くするよりは、後は離れていてもお互いの幸せを祈るくらいの方がちょうどいいのかなと思っています。
「縁」があればまた会うこともあるでしょうしね。

にほんブログ村 その他日記ブログ フリーター日記へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

拍手[7回]

PR