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5年ぶりに昔勤めていた会社のHPを見ると・・・

 
 
昨年のこと。
仕事を辞めてから5年ぶりに、前に勤めていた会社のHPを見てみました。
それまでは「いまさら見たところで何も得るものもないし、引きずってもしょうがない」という思いもあり、まったく見る気にはならなかったのですが・・・・・・。
5年も経ちだいぶ自分の中で気持ちの整理がついたこともあり、ふと何となくアクセスしてしまったのです。
「もしかしたら潰れているかも」なんていやらしい期待もしながら(笑。
 
 
しかし、自分の予想に反して会社は経営を続けていました。
HPも昔のままで、しっかり更新されている様子。
流行りものが好きなクソ社長は自分が居たころにやっていたTwitterからFace bookに移行して会社アピールに励んでいました(笑。
その様子をみて「考え無しに手を付けるというクセは変わらないなぁ・・・」と思わず苦笑いしてしまったりもしたのですが・・・。
 
 
自分が仕事を辞めた後、後に退職することになる上司と連絡を取り合っていたこともありました。
そのときのお互いの予想は「数年以内に会社が潰れる」でした。
そのため、この会社が存続しているという予想外の結果に驚いたのですが・・・。
 
 
でも、自分が更に驚いたことがあります。
それは一緒に働いていた自分より若い~同年代の同僚の数名がまだ働いていたこと。
自分の場合、辞めるときは精神的にかなり追い込まれており「もう限界だ!」となり、「あと2カ月ほど働いてほしい」というクソ社長の意向を拒否して早めに退職しました。
「あと2カ月もこの職場で働くなんて絶対に無理」と1か月以内で退職する方向に話を持っていったのです。
そんな自分からすると・・・。
あの職場でいまだに5年以上も働き続けている元同僚というのは、もう考えられないような存在。
「正社員という肩書を失わないため」 「子どもとの生活を守るため」などという理由があったとは思いますが、それでもとんでもない精神力だと只々驚嘆。
この元同僚たちと比べると、自分の精神力はずいぶんと脆いものだったんだなぁと思い知らされました。
 
 
ただ、一つ気になったこともありました。
それは「自分が退職した後に入社した人間が全員辞めている」ということ。
パートが数人一気に辞めたり、クソ社長が大きな期待を寄せて入社したはずの人間が1年ほどで辞めたりしていたのです。
それを踏まえると、結局現在も会社が持つブラックな体質は変わっていないのだと推測しました。
つまり、新しく入ってきた人間は会社がおかしいことに気付いて早めに辞めるのに対し、自分と一緒に働いていた同僚たちは、長年働き続けてすっかり今の会社の体質に染まってしまっていると思ったのです。
ずっとその職場にいて他の会社と比較なんてしないから、その会社の異常性が分からない。
だから今の職場でそのまま働き続けている。
ある意味、洗脳のようなものですね。
これが「普通」と思い込まされているようなものですから。
自分も会社に入社した当初は、それこそクソ社長を尊敬していたという経緯があり・・・。
ずるずる働き続けて、いつの間にか洗脳されてしまった。
それで5年間働き続けたのだと思います。
 
 
とはいえ、そういうのも含めてどこで働くかは本人の自由。
なんだかんだ言っても、働き続けている元同僚たちがいることや、会社を潰さずにいるクソ社長に対して自分は「負けた」と思いました。
だから自分も新たな方向に目を向けていかなければと思い、今に至るのですが・・・。
 
 
で、先日。
再び前の会社のHPを見に行きました。
また「潰れてないかな」と期待しながら(笑。
でも、その期待に反してまた普通に運営していました。
そして、数年ぶりにクソ社長が書いているブログを読んでいくと、働いていたころにやっていた様々な仕事の内容が頭の中で甦りました。
その瞬間、いまやっているバイトの内容と比べて、自分にとって異次元レベルの作業をやっていたことに気付きました。
前にも書きましたが、それこそ前の職場は3つのことを同時進行で行うというくらいの仕事でした。
レストランで例えるなら1人で注文取り、配膳、調理、会計を10人くらいのお客さんを相手に行う。
いま思うと、ほんとうにあんな仕事をよくやっていたもんだと我ながら感心しました。
それを思い返すと、今の仕事がますます楽に感じられるようになりましたね。
「あの地獄に比べれば本当に今の仕事は天国だ」と。
だから今はまたバイトが楽しくなりすぎて困っています(笑。
 
 
と、そんなことを思ったりしつつも、昨年会社のHPを見たときと違う点があることにも気づきました。
それは元同僚の1人が辞めていたということ。
自分よりも若い青年で、一緒に働いていたときは20代。
仕事はかなり出来るタイプの上、古参の1人で替えの効かない超重要なポジションを担っていた人物です。
辞めたら会社にとっては数百万円近くの大損失で、それだけは避けなければいけないはずの人材だったのになぜ・・・と思いましたが、クソ社長のブログを読んでいたら何となく辞めた理由が分かりました。
たぶん、仕事に忙殺されすぎたのだと。
 
 
というのも、このクソ社長、思いつきでどんどん企画を立ち上げるタイプ。
その気質は5年以上経っても変わらないようで、ブログ内でもまた新たな制度やサービスを公表していました。
本人いわく、「夜も眠れないほど練に練った」と書いていますが、たいていはそのシステムや企画内容に腐るほど穴があります(笑。
そしてその穴埋めに従業員がとんでもない労力を使わされる→クレームに繋がる→それを見てクソ社長が「なんできちんと出来ないんだ!」と激昂→ますます従業員が疲労していくという流れ。
元従業員である自分はその制度やサービスを実行することを考えただけでゾッとしました。
「これはとんでもないことになってんな」と。
だからその優秀な元同僚が辞めたことにも納得。
また、その元同僚は現在30代になっていて・・・。
おそらく若いころは洗脳されて気付かなかったことでも、歳を重ねて気付くようになったのでしょう。
「この会社では先がない」と。
 
 
そんなわけで、前の会社の今後が危ないことを確信しました。
優秀な人間が抜けた今、従業員1人1人の負担は激増しています。
それを埋めるために新しい人間を雇ったとしても、ブラックな会社だからすぐに辞めます。
その状況を延々と繰り返していけば、おそらく他の元同僚たちもそう遠くないうちに辞めることになるでしょう。
無計画にどんどん企画を立ち上げて、どんどん人が辞めていく会社(笑。
次に会社のHPを見るときはHP自体が消えているような気もしますが・・・。
まぁ、すでに自分とは関係のないことですから、どうでもいいと言えばどうでもいいこと。
ただ、やはりこの一件で改めて思いました。
ブラックな会社であるということは、中で働いている人間にはなかなか分かりにくいものなのだと。
おそろしいことですね・・・。

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