どんな仕事も真剣勝負

 
 
 いくつか通い慣れている飲食店で食事をした際、たまに、
「ん?きょうはなんだかイマイチな気が・・・」
なんて感じる日があります。
「食べられないほどまずい」とまではいきませんが、何か微妙に味が薄かったり濃かったり。
むろん、これは自分のその日の体調によって味の感じ方も違ってくるから一概には言えないのですが・・・。
でも最近、自分で調理のバイトをするようになってからあることが分かりました。
それは
「イマイチなときは、きっと調理中に何かしらの失敗をしているときだ」と。
 
 
 自分の調理のバイトは毎回同じ作業の繰り返しです。
そのためやればやるほど上達しますし、段取りもよくなります。
元から簡単な作業ということもあり、よほどのことが無い限りは失敗のしようがないのですが・・・。
今でもたまにやってしまうミスが、タイマーをセットし忘れるという初歩的なミス。
 
 

もちろん、忘れないようには常に気を付けてはいます。
でもたまにどうしてもやらかしてしまうのです。
スタートボタンを押したつもりが押していなかったり、タイマーをセットするときに何か別なトラブルがあると、そのままセットしてしまうのを忘れてしまったり・・・。
そして別な作業を始めて、途中で「なんかいつもより時間が経っているような・・・・・・」と気付くパターン。
 
 
 と、そんな失敗をしてしまったときに、その料理のちょっと味見をしてみると雑味があります。
こうなると後は何をやってもそのわずかな雑味は消せません。
これを知ったとき、自分が今まで客として味わっていた「イマイチなとき」の理由が分かったのです。
そういうときは店員さんが何かしらのミスをしていて、それを無意識のうちに嗅ぎ取っているのだと。
ただ、ポイントとしては致命的なミスではないということ。
これが食べられないほどまずいとかならやり直すしかありませんが、そこまではひどくありません。
お客様に出したら「ん?なんかいつもより違うかも」程度だと思います。
分かる人には分かるかもしれませんが、それはおそらくごく少数。
また何百人に提供する料理となると、材料費もかなりのものになります。
そのため、多少のミスがあっても「料理」として食べられるよう作業工程が組まれており、誰がやっても最低限の仕上がりにはなります。
だから仮に自分がそういうミスをしても、そのまま店は通常通り営業し、問題にはならないのですが・・・。
 
 
 とはいえ、こういうことが分かると、簡単な調理の作業でも基本は「一発勝負」なのだと思い知らされました。
そしてお客様は料理の出来に関わらず、いつもと同じ料金を払っていますしね。
そう考えると、「ミスしちゃった」では済まされないことなのだと痛感。
 
 
 と、そんなわけで今はバイトとはいえ、緊張感を持ってやっています。
どうせ食べるならより美味しいものを食べていただきたいですし。
またこういう気持ちで作業に取り組むと、出来上がりを確認するのも楽しいです。
きちんとミスをせずに作れたときは味に表れますから。
これはコンビニで働いていたときには体験したことのない感覚。
最近は「成功」と「失敗」の差が明確に捉えられるようになりました。
調理の仕事はこういう出来、不出来がハッキリ出ることが怖いことでもありますが面白いところですね。
だから今は「若いころから調理の仕事に携わっていたら・・・」なんて考えることもあります。
この楽しさを知っていたら、だいぶ人生も変わっていたのではないかと。
おそらくクソ社長と会うこともなければ、今ごろはもう少しまともな大人になっていたような気が(笑。
でも、まぁこれから経験を積むにつれて、調理の仕事の辛い部分も見えてくるかもしれません。
とりあえず今後は100%ミスをしなくなるように、気を引き締めてやっていこうと思います。

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