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いくらなんでもこれはないだろ・・・

 

 きょうはネットニュースを見ていて、思いっきり引っかかったこの件について。
 
 
 これ・・・小学4年生ぐらいのときにリアルタイムで聖闘士星矢のアニメやマンガを読んでいた俺からすると、「マジでありえない」としか言えません。
本当に、「言葉を失う」ぐらいの衝撃。
もう聖闘士星矢の土台というか根底のようなものが覆るようなもんだと思うから。
だからファンたちが批判するのも激しく納得。
これはいくらなんでもないですよ・・・・・・。
 
 
 元々の原作でも、確かに瞬は女っぽいというか中性的なキャラクターです。
でも、そういった争いを好まない部分(設定)を活かして、兄である一輝との関係性、そして強敵との戦いにより成長していく姿などに読者は面白さを感じていたと思います。
それが女性化って・・・。
「軟弱な弟」である設定が「妹」になる。
これだと完全に別もんのマンガでは。
4人と女1人というのも・・・。
 
 
 そもそもこの脚本家の言い分が、俺にはまったく理解出来ません。
「青銅聖闘士が全員男性であるという点には引っかかりを覚えた」や、
30年前であれば世界を救う戦士が少年たちだけでも違和感はなかったものの、男女が平等に働くようになった現代において、全員男性のチームを描くことは「良くも悪くも、視聴者が何らかの意見表明(STATEMENT)と解釈してしまう可能性があります」と、変更の意図を説明したとのことですが・・・。
(*上記リンク先から引用)
なんでここに男女平等の話を持ち出すのか・・・。
少年たちだけでアテナを救いにいくマンガを原作にしているのに、こういう主張をするのが意味不明すぎます。
聖闘士星矢を見て、「青銅聖闘士が全員男性であるのがおかしい!」と言ってくるような視聴者がいたら、それこそそいつがおかしいと思います。
「だったら男女で平等にパーティを組んでいるマンガでも見てくれよ」と言いたくなるぐらい(笑。
 
 
 といいいますかね、これって極論を言えば、主人公である星矢の性別を変えるのと同レベルの暴挙だと思っています。
聖闘士星矢を読んだことのない人に、この想いは伝わらないかもしれませんが・・・。
でもどんなマンガだって、登場人物の性別が逆になったら相当な影響が出ますよね。
これまで男性だったのが女性に、女性だったのが男性になったとしたら・・・。
やはりこれを踏まえると、いくら中性的なキャラクターとはいえ、性別を変えるというのはありえない話かと。
 
 
 というか、俺が本当に怖いと思うのは、こういう主張を堂々とするこの脚本家の方。
あの説明でファンたちが納得するとでも思っていたと考えると・・・。
俺からすると「ありえない」ことだけに、恐怖を覚えます。
個人的な引っかかりを理由に、多くのファンが付いている作品のキャラクターの性別を変えてしまうなんてのは・・・。
誰か周りのスタッフもこの変更を止める人はいなかったのでしょうかね。
ちょっと考えれば、「いやいやそれはいくらなんでも・・・」となると思うだけに。
 
 
 と、まぁ・・・。
ある意味大きな話題になった「聖闘士星矢: Knights of the Zodiac」。
瞬の性別を女性のままいくのか男性に戻すのか分かりませんが、この部分には興味があるので、来年まで注視していこうと思います。
まぁぶっちゃけ、原作者の車田先生が許可しているなら仕方のないことですしね。
それが気に入らないファンが出来ることは、見ないことなんでしょうね・・・・・・。

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