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やらかした引っ越し業者たち

 

 前回のつづきです。
 
叔母と祖母の引っ越し2日目。
この日も朝から配送業者がきて作業をしていました。
配送業者は昨日から来ていた2名に更に2名加わり合計4名。
きのう、予定より3時間程度早く作業が終わったということもあり、
「きょうも予定より早く終わったりするのかな」
何てことを考えていたのですが・・・。
 


 2日目の作業終了予定の13時。
本来ならこの時間に荷物の運び出しなどが完了し、祖母と叔母が車で出発した後、配送業者のトラックが福島に向かうという段取りでした。
が、作業は終わらず引き続き続いている模様。
しかし自分に声がかかることもなかったので、「まぁもう少ししたら終わるんだべな」なんて思っていると・・・あっという間に3時間が経過して16時に。
 
 「さすがにこれはおかしい」と思い始めたころ、叔母が作業の指示をするために降りてきたので話を聞いてみると・・・・・・。
なんときのう作業に来た配送業者2名は、きょう取りかかる祖母の部屋がパイプフレームでガッチリ組まれている特殊な作りであることを知らなかったようです。
これは凝り性の叔母が、祖母が快適に過ごせるようにベッドの周りにいくつものジョイントを組み合わせ立体的に作り上げた代物。
ガチガチに作り上げたパイプフレームなのです。
 
 で、見積もりに来た人間には実際に部屋の中を見せて、そのことを伝えていたそうなのですが・・・。
1日目から来ていた作業員はそのことを知らなかったようで。
だから1日目の作業終盤、それとなく祖母の部屋の間取りを見て、
「これなら明日チャッチャと布団やテーブルを運べば終わるべ」
なんて思って、独断で予定より3時間早く作業を切り上げた模様。
しかしその行為が命取りというか・・・。
翌日に部屋の中を見てみたら、部屋の中は幾重にも組み上げられたパイプフレームが。
つまり、それを「解体」してから運び出さなければならず、これは布団やテーブルを運び出すのとはかかる時間がまるで違うため、2日目の作業時間が予定よりも押したというわけです。
 
 と、そんなことがあり、この頃の作業員たちの様子はかなり腐りきっていたというか・・・。
1日目に挨拶をしたときは普通だった若者も、すっかりやさぐれて仲間たちと愚痴をこぼしたりしていました。
苦笑まじりに「俺、これ以上なにかあったらもういやだよ」等。
これは叔母曰く、どうやら予定よりも大幅に作業が遅れたことにより、祖母がかなり怒りまくったんだようで・・・。
元々引っ越し当日のあたりから、祖母は情緒不安定な状態でした。
そこにきてのこの事態。
俺に直接的な被害はありませんでしたが、もう何ともカオスな雰囲気が場を支配していました。
 
 んで、このとき。
最初はパイプフレームが組まれていることを知らなかった作業員たちに「かわいそう」とも思いました。
が、よくよく考えれば、これは連絡が行き届いていなかった業者側の手落ち。
しかもまぁ、言ってしまえば前日に祖母の部屋の中を、2日目に備えて確認しておくことも出来たはずです。
叔母や祖母に一言断りを入れてパッと中の様子を確認する。
これをやっておけば、「やべ、もっと作業を進めておかないと、明日間に合わなくなるぞ」と気づけたわけで。
でも彼らはそれをせずに、おそらく「よっしゃ、予定よりも楽な作業だったw」と調子ぶっこいて1日目の作業を3時間早く切り上げてコンビニの駐車場で休憩。
その様子を見てしまった俺としては、まぁ今回の事態は自業自得だと思いましたし、なんというか改めて「想像力の欠如した人間が増えたなぁ」なんてことを思いました。
今のバイト先のワカテ君と同じような・・・。
だからこそ、これからはこういうイヤな予感がしたときは、お客さん側だったとしても声を上げようと想いました。
一言かけておくだけでトラブルが減るなら安いものというか・・・。
こういういい加減な人たちの相手して、余計に疲労したり時間を取られるのは手間ですから。
 
 とまぁ、そんなことがありつつも、作業員が4名いたということもあり何とか16時半ごろには作業も多少強引な形で終了。
叔母と祖母は車で出発し、引っ越し業者のその後を追うようにトラックで出発。
いろいろとゴタつきましたが無事に引っ越しは完了し、これ以降、叔母と祖母は福島で暮らすことになりました。
 
次回につづく

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