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喧嘩稼業の別巻が

 
 
去年の7月。
マンガ「喧嘩稼業」の単行本5・6・7巻を買って応募券を送ると別巻がもらえるという企画がありました。(現在は終了しています)。
タダでもらえるため、面倒くさがりの自分でもはがきに応募券を貼って編集部宛てに送りました。

 
 

当初は「1カ月以内に送られてくるだろう」と思っていました。
すでに別巻は完成しているものだと思っていて。
しかし、いくら待ってもなかなか送られてきません。
「こんなに遅いのはおかしい」や「もしかして配送事故?」と不安になり、ネットで検索。
すると、ある方が編集部に別巻の件で問い合わせると、「これから作る」との回答だったそうで・・・。
これを知った自分は絶望的な気持ちに。
というのも、この喧嘩稼業の作者である木多康昭さんは遅筆であることで有名。
本編もたびたび休載しています。
だから「これから別巻を作る」となったら、それこそいつになるか・・・。
ま、どうしようもないので気長に待つことにしました。
 
 
で、今月上旬。
すっかり忘れていたころに別巻が送られてきました。
 
 

思っていたよりも薄いと思い、パラッとページをめくってみると中身は小説。
マンガだと思っていた自分は正直ガッカリしましたが、裏表紙にはこんなことが書かれていました。
 
「別巻」とは何か?
数ある帯応募券企画の中で、事前の相談も原稿料も無しで、何か書いてくれと無茶振りされた時、選んだ内容は何か?
――――――「別巻」という舞台、そこに用意されたのは、空手王・山本陸の師、名護夕間の物語。
「最強」のルーツが今、明らかになる!!
 
この「事前の相談も原稿料も無しで、何か書いてくれと無茶振りされた時」という部分に木多先生の怒りが垣間見えました(笑。
まぁ、実際のところ、本編を描くのだけでも大変な苦労をなさっているでしょうから、こう言いたくなる気持ちも分かります。
原稿料無しもしんどいでしょうし。
 
 
と、そんな忙しい中で木多先生が書いてくれた別巻。
最初は小説でガッカリしましたが、そんな気持ちを捨ててありがたく最後まで読ませてもらいました。
小説を滅多に読まない自分でも楽しめるほど面白かったです。
面白いマンガを描ける人は話の骨組みがしっかりしているから、小説も面白いものが書けるのだと実感しました。
見習いたいものですね。

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