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家を買うのも博打のようなものなんだな・・・

 
 
 先週、偶然こんな番組を見ました。
クローズアップ東北「再建遠のく“働く世代”~震災6年半 いま何が~」
 
 
 番組内では自分と同世代の41歳の男性が登場。
震災前は正社員で役職にも付いていたそうですが、津波により職場が流され仕事を失ったとのこと。
そのため再就職を目指したそうですが・・・、40代という年齢のこともあり仕事を探してもほとんどが非正規雇用。
再就職をはじめた当初はこれまでの経歴を活かして働くつもりでしたが、そんな仕事は見つからずに現在は非正規で配送の仕事をしているそうです。
給料は震災前に勤めていた仕事の半分。
「もうさすがに心が折れますよね」みたいなことを言っていました。
 
 
自分の場合、震災前は一応正社員ではあったものの役職とかには付いていなかったので給料もたいしたことはありませんでした。
そのため「以前の仕事に戻りたい」なんて未練もありません。
ま、これには別の理由もありますが(笑。
でも、上記のようにある日突然、津波や地震で仕事を奪われた方が受けたショックというのは自分が考えていた以上に大きいものだということを知りました。
仕事に不満もなく役職にもついていたのに、それがダメになったら・・・。
給料が半分になってそこから良くなるような道筋も見えないとなれば、そりゃ心が折れても仕方ないのだと思います。
 
 
 また、この男性の場合ですが、母親と住んでいた2400万円で買った自宅も津波で流されたそうです。


そして、震災当初はその家のローンも免除されていましたが、震災から6年経って支払いが再開。
給料が半分になりそれだけでも生活がしんどいのに、そこに圧し掛かってくるローン。
しかも現在住んでいるわけではなく、津波で流されてしまって今は存在しない家。
そんな家のためにローンを払う・・・。
けっきょく、この男性はローンを支払うことができなくなり自己破産していましたが、自分が同じ立場だったとしてもそうせざるを得なかったと思います。
自分なんかは2~3カ月前、車のトラブルで20万円くらい吹っ飛んだだけでとんでもなく絶望したくらいですしね(笑。
また、こういう事例もあることを知り、改めて「家を買う」というのは大きなリスクもあると考えさせられました。
ローンを組んで家を買っても、津波で流されたり地震で壊れたりすることは、確率は低くてもありえないことではないのだと。
それと、この番組内での話とは違いますが、家を買ってそこに住んでもご近所さんにヤバイ人たちがいたらかなりのピンチですよね。
例えば隣近所にハトおじさんとかゴミ屋敷の住人がいたら・・・。
「せっかく買った家を売って逃げよう」なんてことは難しいですから、かなりの精神的苦痛を受けるのは避けようがありません。
 
 
 と、そんなことを考えると、友人が家を建てたということは改めて「立派なことだ」と思いました。
せっかく家を建てても天災で失ったり、ご近所付き合いでトラブルが発生したりすることも考えると、並大抵の覚悟では買えないものなのだと。
ちなみに友人の場合は「75歳くらいまでローンがある」とのことで残り30年以上。
この長い期間、仕事を辞めることも許されず頑張っていくしかないことを想像すると・・・「自分には絶対無理だ」と悟らずにはいられないのです
だから以前、友人が度々家を自慢したのも、今となっては分からなくもないような気がしてきましたが・・・。
でも、やはり自慢話はムカついてしまうので許せません(笑。
友人のことは心の中で尊敬しておこうと思います。

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