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床屋でのおっさんずラブ?

 

 つい最近までバイトが立て込んでいましたが、ここ数日になってようやく落ち着いたので、きのういつも行く安い床屋さんへ行ってきました。
 
 
 行った時間は11時過ぎ。
今の床屋に通い始めて7~8年経ちますが、土日を除いてはこの時間帯がかなりの確率で空いているので、最近はほぼこの時間に行くようにしています。
朝一から入っていたお客さんが片付いて、店員さんたちにも余裕がある感じ。
待つにしても20分ぐらいで済むのです。
無職時代、いくら何の予定もなく暇だったとはいえ、1時間前後待ったりしていた俺はトップクラスのバカでした(笑。
 
 
 で、この日も予想通り空いていて、すぐ席に通されました。
お願いする髪型は、「スポーツ刈りよりちょっと長い程度」。
どの店員さんもこの注文でだいたい理解してくれ、後はひたすら黙って切ってもらうだけなのですが・・・。
きょうはちょっと珍しいものを見ました。
それは特定の店員さんを指名しているお客さん。
「え?そんなのアリなんだ」とちょっと驚きました。
 
 
 それというのも、自分が行っているこの床屋は安さがウリ。
そしてほとんどのお客さんは、案内されたらそれに従って席につきます。
が、きょうは60代ぐらいの男性が、後から来たお客さんに順番を譲っていて・・・。
鏡越しにその様子をみた自分は、「なんか急に用事でも出来て譲ったのかな」なんて思っていたのですが・・・。
再び一人のお客さんのカットが終わって、女性の店員さんが、「○○番の方どうぞ~」というと、その男性は、「あ、悪いけど俺、多田さん(仮名)に切ってもらいたいから」と言ってきました。
そのとき、自分のヒゲを剃っていた店員さんの手がピタリと止まり・・・、「ん?なんだ」と思うと、店員さんがなんだかシュールな表情をしていました。
これを見た俺は、「この人が多田さん?」と推測。
 
 
 で、実際この後にこの人が多田さんで、俺に「ちょっと担当変わりますね~」といって女性店員と交代していったのですが、このとき、多田さんと女性店員が何やらヒソヒソ話。
「多田さんに切ってもらいたいんだって、誰か知っている?」
「いや・・・ちょっとよく知らないなぁ・・・」
と、これらの会話を聞いて、なんだか不穏な空気を自分は感じました。
実際コレ、女性店員さんはそんなに面白くないと思うのです(先に別な店員さんも断っていますが)。
「なに、私が下手だから多田さんが良いってこと?」と受け取られてもおかしくないし、「こういう店で指名するって・・・」とかも思われても不思議ではありません。
 
 
 ちなみに今回自分の髪を切ってくれた多田さんですが、確かに上手で、手際がよくセンスがある方だと思いました。
ベースが俺のようなブ男であっても、店員さんの腕次第で微妙に違いは出るのです(笑。
ニュアンス的なものを言うなら、上手な人に切ってもらった場合はバイト先で「あ、kanimisoさん髪きったね」と言われるような感じ。
だからこの60代男性は、「多田さんの腕を見込んで指名したのかなぁ」と考えました。
 
 
 が、この後。
もう一つの考えも浮かんできました。
それは、ひょっとしたら「おっさんずラブ」みたいなそっち方面狙いなのかなと。
確かに多田さんは上手でしたが、その前の女性店員も俺が知る限りは上手な部類に入る方。
だからわざわざ多田さんを指名しなくてもいいというか・・・。
 
 
 と、そんなことが頭に浮かんでいる中で、隣で多田さんと60歳男性のカットがスタート。
60代男性はやたらと話しかけていましたが、先ほどの店員同士のヒソヒソ話を聞いているため、多田さんにそんな気がないことを知っている俺。
横で会話を聞いているだけで、とても苦痛でした(笑。
60代男性が一生懸命話しかけても、多田さんはサラッと受け流したありきたりな返しをするから、聞いていてしんどいのです。
だからきょうは、少しでも早く終わってくれることを願いました。
 
 
 その後はおよそ10分ほどで終了。
いそいそと会計を済ませて店を後にしたのですが・・・。
長年通っている店でも、まだまだ知らないことがある。
そんなことを実感した次第です。

 
    

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