いろいろあって数年ぶりに朝の通勤時間帯に車に乗って出かけたのですが・・・。
この数年間、出かけるのは10時から15時の間が多かった自分からすると、仕事や学校に向かう人々や車を見ているだけでピリつくような空気を感じてしまい気分が悪くなる始末。
走り慣れた道でも汗が噴き出してくるような緊張感が。
世の中の普通の人達は毎日これに耐えて生きているのかと思うと・・・大切なものを守るためとはいえ只々頭が下がる思いです。
と、そんなことを実感した中できょうはここ最近話題になっているこのニュース。
ほんとうに人が追いつめられたときというのは、周りに助けてくれるような人がいたとしても気づかないものなのですよね・・・・・・。
どんどん「こうなっているのは仕事が出来ない自分が悪い」や「ミスをしている私に原因がある」と思い込んで自己否定の連続になり、ますます精神が追いつめられる。
そして死を選んでしまうと・・・。
傍からみれば「仕事を辞めればいい」という意見もあるでしょうが、やはりまともな人生観の持ち主であれば仕事を辞めるという決断はそうそう出来るものではありません。
自分だけのことではなく、家族の体裁なんかも考えてしまいますから・・・。
特にこの子のように東大出て電通なんてエリートコースになると、その傾向はかなり強かったと思います。
非常にしんどかったでしょうね。
それにしても・・・こういう若い子を潰すような上司や会社は許せません。
どこか調子が悪そうだったら、それを察してフォローしてあげるのが上司の役目だと思うだけに。
きのう、東京労働局と三田労働基準監督署が抜き打ちで電通の本社に立ち入り調査に入ったとのことですが、ぜひ同じような悲劇を起こさないためにも徹底して調べてほしいと思います。
亡くなられた娘さんのご冥福をお祈りいたします。
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