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非常識な人間と出会ってしまったら(後編)



 前回のあんなに長い文をよんでくださった方々、ありがとうございます。
後編もアホみたいに超長いです(笑。
よろしくお願いします。
 
 
 じいさんの件でムカムカしながら検診が始まるのを待っていた自分。
それから5分後。
ホールで座って待っていると、じいさんがホールを出て行きました。
この時点で相当イヤな予感がしたのですが・・・。
何やら外から漏れてくる声を聞いていると、今度は担当者に、「私の方が先に駐車場にいた、1番だ」という主張をしているじいさん・・・・・・。
自分はじいさんとやり合った後、担当者と接触する機会はありましたが、このことは黙っていました。
一瞬、「なんか番号のことで文句言われたんですけど」とか言おうとも考えましたが、さっきのじいさんとのやり取りで、一応は不満を抱えながらもお互いに話は終わったと思ったから。
番号札の交換も拒否されたわけですから、これ以上言う必要はないと考えたのです。
担当者もこれから始まる準備に忙しいですし。
そう思っていた矢先でのじいさんのこの行動。
「さっき納得したんじゃねえのか、お前よぉ」と怒りが再点火。
即座にホールを飛び出し、じいさんと担当者の元へ行ってしまいました。
 
 
 で、まぁ先ほどのやりとりの繰り返しでございます(笑。
担当者は、「まぁ、ちょっとした行き違いのようなものなので」と場を収めようとしますが、絶対に「自分の方が正しい」という姿勢を崩さないじいさん。
そして番号札の交換はまたもや頑なに拒否します(笑。
担当者が、「ここまで(俺が)おっしゃられているんだから交換して終わりにしましょうよ」と言っても、「いや、それはいい」を繰り返すのです。
「私が1番だ!」としつこく繰り返すくせに、交換は拒否するというすねた子供のような行動。
もうさすがにキレてじいさんに詰め寄りました。
「お前、だったらいつまでもゴチャゴチャ言ってんじゃねえよ」と。
弱そうなじいさんには強気に出てすいません(笑。
 
 
 で・・・。
俺がキレて交換を促すこと数回。
最後の方では俺が、「ほら、もうお互いにイヤな気分になってんだから、とっとと先に受けて帰ってくれ」と言うと、しぶしぶ交換しやがりました。
繰り返しになりますが、この場合の1番と3番の差なんてどうでもいいものです。
争う必要のまったくないもの。
それだけにじいさんと俺のやりとりは会場にいた他の人からすれば、何とも滑稽だったかと思います。
自分も後で、「あ~あ、やってしまったなぁ」と激しく後悔しました。
 
 
 と、まぁこれで番号札の問題は解決したのですが・・・。
この後も最後までじじいは己の主張を繰り返し、俺を納得させようと必死でした。
「他の会場では受付時間にならないと開けない」や、俺が、「入り口に並んだ時点で声をかけてくれればいいじゃないですか」などと何度も説明しても、「担当者だと思った」や「同じ団地に住んでいても顔を知らない人ばかりだから、そう勘違いするのも仕方ない」と、いつまでも延々と「私の方が正しい」という主張を繰り返すのです。
他の会場のことを引き合いに出したときは、「いや、だからそれはそこのルールで、今回の件とは一切関係ないでしょ」と説明しても理解してくれません。
「とにかく駐車場の車の中で待っていた私が先だ、1番なんだ」と。
このあたりでようやく遅まきながら、「あ、このじじいはガチでおかしい人だ」ということに気付きました(笑。
 
 
 と、そんなこんなで変なじじいから言いがかりを付けられたとはいえ、俺も無様な醜態を晒してしまうことになった今年の胃がん検診ですが・・・、後でいくつか勉強になったことがあったと気付きました。
それはまず担当者の態度。
 
 
 担当者はカギを開けに来た時点で、俺と女性が並んでいたことは間違いなく見ています。
そして番号札を渡す際、「1番の方は?」と確認し、それに俺が、「ハイ」と返事して受け取ったので、俺が1番であることは分かっていたはず。
が、決してじじいと俺が言い争っている間、その事実を口にはしませんでした。
なぜならこれを言ってしまえば、じじいは余計にヒートアップするから。
 
 
 で、こういう検診担当者は、「こういうヤバイ人間がいる」ことをよく分かっているのです。
今回は経験豊富そうな担当者の方だったのですが、おそらく今までにこういう順番に関するトラブルを、たくさんの会場で飽きるほど見てきたのだと思います。
そしていくらまともな事をいっても理解出来ない、己の非を認めない人間がいることも。
だから終始、「ほら、お互いにちょっとした行き違いで」という説明を繰り返すのみ。
そして早めの段階で、「これ以上となると警察を呼んでとかの話になっちゃいますから」と事態の収束をはかっていました。
まともに待っていた自分からすれば「ええ?」とも思わなくもないですが、他にも多くの人がやって来るだけに担当者もこんなことに構っていらません。
そのため、どっちの肩も持たず、とにかく「まあまあ・・・」で終わりにする。
ま、実際今回のケースは1番と3番ですから(笑。
でも、俺も寒い中で待つことも想定した上で行っただけに、車の中でぬくぬくと待っていたのに1位を主張するじじいは許せませんでした。
まだまだ未熟ですいません。
 
 
 と、そんなクソみたいなことがあり・・・・・・検診が終わり家に帰った後、母にこのことを報告。
すると母から、「ああ、そういう人はいくら言っても、とにかく考えて自分の行動を正当化しようとする。そしてますます言い返してくるからダメダメ」という話が。
実際このじじい、最後の方では「あなたの言い方が気に入らないから私もイラッとして・・・」なんてことも言ってきました。
最初にケンカをふっかけてきたのはじじいなのに。
やっぱブッ殺しておくべきでした(笑。
 
 
 と、まぁそんなことがあり、結局のところ・・・。
俺が取るべき行動は、じじいが担当者にゴチャゴチャ言っていても、ホールに黙って座ったままでいることだったのでしょう。
どっちが正しいかは、周りからみれば一目瞭然。
堪えきれず怒りに駆られた俺が愚かでした。
実際、2番目の女性はじじいから言われても、「はぁ、そうなんですか」という感じで反論も何もせず受け流していただけに、俺もそうするべきでした。
「非常識な人間と同じ土俵に上がるな、そんな人間のためにエネルギーを使っても無駄なだけだ」
と、いう言葉をつい先日ある方から教えていただいたばかりなのに・・・・・・。
こういうじじいに非を認めさせようとした時点で、「俺の負け」だったと後で気付きました。
 
 
 と、いうわけで、毎年やっている胃がん検診に早めに言って1番を取ったら、逆にトラブルに巻き込まれたという話。
こうなったら来年もあえて1位を取りに行きます。
駐車場に先客がいたら、「これから入り口に並びますけどいいですか?」と一声かけるようにします。
これで文句を言われたら即ブッ殺します(笑。
 
 
 つうか、ほんと~~~にこういうじじいみたいなのがいるから、世の中ますます多くの注意書きが必要になるんだと実感。
今回のケースだと、「車の中で待っている場合は順番にカウントしません」等。
ほんとうに厄介で面倒な人間が増えたように思える現代社会。
だからこそ、そういう輩をスルーできる冷静さを身につけていかなければと、しみじみ思いました。
俺もなるべく他人をブッ殺したくないですから(笑。




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