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父と自分の関係 その2

 
 
 きのうの記事で父との関係が一歩離れたことは書きました。
きょうはその後のことについて書きます。
 
 
 今年の6~7月ごろ。
自分は夜中に近所のラーメン屋に行き、アホみたいな自爆事故を起こしました。
これを発端に、修理などでお金が次から次へと飛んで行く事態に。
そして数日後には・・・、2万ちかく入っていたWAONをガソリンスタンドに忘れるというとんでもない失態をやらかしました。
これにより修理や紛失などで失った総額は10万円ほど。
ここ6年ほどの間でもっともハイペースでお金を失い、このときは精神的にメロメロになりました。
自分でも訳が分からなくなり前後不覚に陥るくらいの。
 
 
 と、そんな日々を過ごしていた後、また更なる不幸がやってきました。
新品に交換したばかりのタイヤの異常な片べり。
ディーラーに持ちこむと、工場長から「直すのに15~20万円かかる」と聞かされ、修理期間は2週間ほど。
しかもその期間、代車を借り続けることは不可能。
後にこの見立ては間違っていたことが判明し、親切な自動車修理工場のスタッフにより窮地を脱することが出来たのですが・・・。
でもこれを聞かされた直後は真の絶望というものを味わいました。
「これじゃバイトにも行けなくなる・・・、本格的にやばい」と。
『お先真っ暗』という言葉がピッタリの状況でした。
 
 
 この後、とりあえず自分ではどうしようもないですから、親に相談しました。
今の車を9年ほど乗っていることや、11月に車検を控えていることを考えると、今の車を直すのか、新車に買い替えた方が良いのかを聞いてみようと思ったのです。
しかし、父に聞いてみると・・・。
何だか自分が考えていたのと違う説教じみた話が始まりました。
「親の方が先に亡くなる」などの。
こちらとしては、長年車に乗ってきた父としたらどっちがいいのかを聞きたかっただけ。
「金を出してくれ」なんて一言も言っていないだけに、これにはイラッとしてしまいました。
それとこのときは本気で追い込まれていたため、心にまったく余裕がありません。
だからすぐに父の会話を遮り、「分かった、後は自分で考えてみる」と答えて席を立ちました。
このとき、自分の中で「何かあったときに父に相談する」という選択肢が消えました。
「とにかく今後はトラブルがあっても自分で何とかする」と決意したのです。
まぁ自分の場合、この決意は20年くらい前にしておかなければいけなかったのでしょうが(苦笑。
でも、このときは本当にスパッと気持ちの切り替えが出来た感じでした。
 
 
 と、そんなこともあり、その後は1人で何とかするためのバイトに励む日々。
以前よりも父とは距離をおくようになりました。
そしてその後数ヵ月たち・・・今回の父の検査入院の話を聞かされたわけですが、何とも微妙な気持ちでした。
もちろん父が病気になってショックではあるものの、なんというか今年になって距離を離した分、どう接していいかよく分からないのです。
自分がしっかりと自立して、まともな親子関係が気付けていればこんな悩みはないのでしょうが・・・。
ただ、こればかりは何ともしようがないこともあり、父の病気のことを聞かされた後も父に何かを聞くことはなく、全て母から話を聞いていました。
なにかあったときは協力するつもりで。
だから自分としてはこれまでどおり過ごしていました。
 
 
 でもこの前、父が入院する前の前日。
台所にて1人で包丁を溶いていると、いきなり父がやってきて話しかけてきました。
「おうkanimiso、お父さん明日から入院してくるから」
と。
自分は
「うん、頑張ってね」
と一言。
そして父はその場を去っていきましたが・・・この反応を見る限りでは、入院の話が出た後も何も聞きに来ない息子のことを寂しく思っていたようです。
だからわざわざ自ら話しかけてきたんだろうなと。
これを思うと何とも申し訳ない気持ちもありますが・・・。
とはいえ人間、急に気持ちを変えることも出来ません。
そのためこれからもしばらくは微妙な距離感は続くことになると思いますが・・・。
まぁ息子として出来ることはしていこうと思います。
これまで散々すねをかじり続けてきた分の100分の1くらいは恩返しできるように。

 

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