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仕事中にケンカをするような奴はアホ

 
 
警備員や工場勤務の方のブログを読むと、よく「同僚同士がケンカした」なんて記事を目にします。
40歳~50歳のいい歳をしたおっさんが本気でキレてケンカしているとか。
 
 
数年前はこの手の記事を見ても、「まぁ、元から血の気の多い人たちなんだろうな」なんて思っていました。
しかし、ここ最近はこの手の人たちがケンカする理由が分かってきたような気が。
というのも、おそらく40~50歳になっても仕事中に同僚とケンカするような人達は「勝ち負けにこだわる」人たちなんだろうと思うのです。
「どっちが上か」や「こっちが正しい」ということに固執するというか。
そこをハッキリさせないと気がすまないから、ケンカに発展してしまうのですね。
 
 
なんでこのことに気付いたのかというと、お恥ずかしながら10年くらい前に初めて正社員になって働き出したころの自分がそうだったから。
とにかく「正しいこと」に拘っていて、働き始めてから2~3か月ほどはよく職場の上司であるお局さまと激論していました。
上司から「こうして」という指示があっても、別なやり方の方が正しいと思えば即座に噛みついて「いやいや、こっちの方がいいんじゃないんですか?」とか。
このときの自分は上司に対して何事においても「勝ち負け」で挑んでいた気がします。
またこれが、「自分が正しい」と思い込んでいるから手がつけられなくて・・・。
かなり揉めては同僚たちにずいぶんと迷惑をかけました。
今となっては猛省することしきりです。
 
 
と、そんな自分も今では仕事中に上司に噛みつくことはなくなりました。
というのも、仕事というのは基本的には上の指示に従うものだと分かったから。
船で言うなら、上司が船長で自分が船員。
行く先を決めるのは船長の役目。
船員はそれに従うのがスジで、それ以上でもそれ以下でありません。
仕事中は上の指示に従い、任されたことをしっかりやっていればOKなのです。
このことに気付いたとき、仕事中に腹が立ったりすることは激減しました。
仕事が終われば自由であることを思えば尚更。
 
 
ちなみに先月ですが、バイト先でこんなことがありました。
それは店内に貼られるPOPに間違いを発見し、自分は念のため社長に「間違っていますよ」と報告しました。
すると社長は「知っている」とのこと。
このとき、10年以上前の自分なら「だったら作り直して張り替えないとダメじゃないですか!」と噛みついていたでしょう。
しかし、今の自分は「あっ、そうですか、失礼しました」で終わり。
つまり、「社長が分かっている上で貼っているなら、それでいい」と思ったのです。
その間違いによってお客様にマイナスイメージを与えたとしても、それを承知の上で社長が貼っている・・・。
それなら単なるバイトである自分が吠える必要などないと。
 
 
だからいま、そういう自分と同じくらいの年齢やそれよりも年上の人間が、仕事中に同僚とケンカしているなんて記事を目にすると、つくづく「アホだな」と思わずにはいられないわけです。
「仕事なんだから割り切って、任されたことをやればいいだけなのに・・・」と。
ほんと、余計ないプライドとかは無駄なだけ。
でも、40歳~50歳を超えても仕事中に本気でケンカしているような人たちは、どこかで気づかなければずっとこのままなのでしょうね。
己の価値観の中で「勝ち負け」が一番大事だから。
今の職場にそういうことにこだわる人間がいないことを本当にありがたいと思いますし、自分も常に「仕事」ということでしっかり割り切って穏やかに過ごしていきたいと思います。

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